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マウンティングが止まらない オフィスにいる「俺の方が上」人間に気をつけろ!

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マウンティングが止まらない オフィスにいる「俺の方が上」人間に気をつけろ!

何かにつけて相手より上に立とうとする「マウンティング」という言葉はすっかり有名になった。

この「マウンティング」をする人は、言い換えるなら

「相手より優位に立ちたい人」

「絶対に他人を認めない人」

ということになるが、この種の人間が特に多いのはオフィスである。あなたの職場にも、こんなセリフが口グセの上司や先輩社員がいるのではないか。

■「だまってやればいいんだよ」「ご託を並べるんじゃない!」

『「とにかく優位に立ちたい人」を軽くかわすコツ』(石原加受子著、学研プラス刊)では、「相手より優位に立ちたい人」には4つのタイプがあると指摘している。いずれのタイプもマウンティングであり、時にはパワハラでもある。

その一つめは、人間関係を「勝ち負け」でしか考えられない「脳幹タイプ」だ。「白黒はっきりさせる」「0か100か」という偏った二極化思考が特徴で、「やられる前にやれ」という言動が目立つ。

このタイプの口癖は

「だまってやればいいんだよ」

「ご託を並べるんじゃない!」

「それじゃダメだって言っただろ」

など、力任せに相手を押さえつけ、相手の反論には耳を貸さない。

■「君のためを思って言っているんだよ」

こうした優しさの押し付けも、相手より優位に立ちたい気持ちの表れで、一種のマウンティングだ。

一見優しく見えるが、自分が示した優しさへの見返りがないと、「裏切られた」と感じ、犠牲者のように振舞ったり、「あんなに親切にしてあげたのに裏切るなんて、絶対に許せない」と相手に復讐心を持つことがある。いかにも粘着質なこのタイプを、本書では「感情脳タイプ」と呼ぶ。

■「それ、どういう意味なの?私の能力が低いっていいたいの?」

相手を否定することで優位に立とうとするタイプもいる。相手の発言をポジティブな方向に捉えることができず、かならず「でも、〇〇だよね」と、その発言の欠点をつついてくるのが「左脳タイプ」の特徴だ。

このタイプは、知的能力で他人と優劣をつけたがる傾向がある。それゆえに

「君は〇〇大学卒業か。僕は、あの有名な〇〇大学卒業だ」

と学歴をひけらかしたり

「ダメダメ、そんなやり方じゃあ、いつまでたっても終わらないでしょ」

と、小言を言いつつ、正しい(と自分が思う)方法を見せつけたりする。相手の発言を頭から否定するのも、この性質によるところが大きい。

また、自分の知的能力に自信があるからこそ、自分の仕事について注意を受けると「それ、どういう意味なの?私の能力が低いっていいたいの?」と食ってかかることも。他人の発言に少しでも自分へ向けられたトゲを見出すと、看過できないのだ。

■「あれほど説明しておいたので、言い訳は通用しません」

「左脳タイプ」がいるからには「右脳タイプ」もいる。あなたの職場に、何でも相手がやってくれるのが当然と思っている高飛車な同僚はいないだろうか。

子どもの頃、過保護に育てられた人ほどこのタイプになりやすい。すべてを与えられ、周囲が環境を整えてくれるなかで育ってきたため、大人になってもそれを同僚に求めてしまう。

「あれほど説明しておいたので、言い訳は通用しません」と、相手の行動に少しでも不備があると容赦なく責め立てるのがお決まりのパターンである。

■「とにかく優位に立ちたい人」と対立してはいけない

ここで紹介した4タイプはそれぞれ気質こそ違えど、他人が自分より優位に立つことが絶対に許せず、そうなりそうになるとあらゆる手で相手を押さえつけにかかる点は共通している。

問題は、こういう人々が企業ではえてして権力のあるポジションに就きやすいことだ。それぞれの性質に権力が結びついた時、周囲の人々を萎縮させ、ストレスのかかる状況に追い込む、タチの悪い上司、同僚が誕生する。

当然、近くにいれば嫌な思いをするが、いたずらに対立するのは職場の居心地が悪くなるばかりか、相手の敵意をあおることにもなり、仕事に影響が出てしまう。

『「とにかく優位に立ちたい人」を軽くかわすコツ』では、それぞれのタイプごとに対処法を伝授しているが、どのタイプに対応するにしても、重要なのは攻撃的な相手に対して、「反撃モード」で迎えるのはNGだということだ。これは相手の攻撃意欲をエスカレートさせるだけの、最悪な対応である。

最適なのは、「リラックスモード」で対応すること。「攻撃モード」の人は、相手が自分の攻撃意欲を受信してくれないと、次に取るべき行動がわからずに戸惑ってしまうのである。

各タイプへの対処法は、このことを踏まえたうえで有効になる。本書ではそれらについても詳述され、職場の人間関係改善、ストレス軽減のためのヒントとなってくれるはずだ。

(新刊JP編集部)

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