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3回の帝王切開で薄くなった子宮壁。管理入院で子ども達と離れて生活する日々

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妊娠29週から入院していた私。旦那と4人の子供を家に残しての入院は、心身ともに辛いものでした。

入院の原因は子宮破裂の恐れという、おもに前の帝王切開跡が原因で子宮壁が裂けるという怖い症状。私の子宮壁は3回の帝王切開で、2.2ミリにまで薄くなっており、入院しないと管理できないと担当医からの指示でした。

入院中、考えるのは子供たちの事ばかり。中2・中1・小4・小1なので、雨の日や昼から降りそうな日は「傘持って行ったかなあ」とか、帰宅直後は実母の協力はありましたが夕方は子供たちだけに時間もあったので、ちゃんと施錠しているんだろうかとか、毎日心配でした。

普通に家にいるときよりも子供たちの事を考えていたので、赤ちゃんの事をまじまじと考えることが減っていたように思います。赤ちゃんについては日に2、3回助産師さんが赤ちゃんと子宮の様子を見に来てくれるので、何だかそれだけで満足という感じでした。 関連記事:多くの人の支えで命が守られている。3人目にして予想外の早産で教わったこと

入院中はやはり何かとストレスが溜まります。24時間点滴だったので、必ずどちらかの手がふさがっています。移動中も常に点滴を引っ張って行かなければなりません。中でも一番ストレスに感じていたのは、4人部屋で、カーテンで区切っているとはいえ音は丸聞こえだったことでした。

だからでしょうか、お腹を撫でたり声をかけたり、産まれてくる赤ちゃんに思いをはせたりする心の余裕がありませんでした。

そんな中、無事正期産の37週ちょうどで帝王切開できる運びとなり、明日がいよいよという日に不安がよぎりました。

「この子にはあんまり語りかけたり、撫でたり、キックゲームしたりしていないなあ。本当に愛情をもって育てられるだろうか」と。手術当日、朝からバタバタと点滴、器具の装着、着替え…、そしてベッドごと手術室へ向かいました。

緊張と期待で心拍数が上がります。手術室に入って麻酔をし、手術が始まってからも手には汗がびっしょり。「もうすぐですよ」と担当医の声と共にお腹をグッグッと引っ張られるような感覚。そのあとしばらくして、元気よく泣いている赤ちゃんの声が!ビックリしたように「ふぎゃ、ふぎゃーー!!」と、さかんに泣いています。

その声を聞いて、不安も何もかも消し飛びました。私の赤ちゃんだ。元気に産まれてくれて本当にありがとう。ありがとう・・・と、涙が出てきました。

目がぐしゃぐしゃではっきり見えませんでしたが、助産師さんが「元気な男の子です!」と連れてきてくれました。しきりにバタつき泣いていて、その様子を見て本当に幸せな気持ちになりました。

4回目の帝王切開だったので卵管結紮があったりと後産が長かったのですが、幸せすぎて何も覚えていません。

入院は不安やストレスも多大にあって、胎教に良い環境とは言えませんでしたが、産まれてきた赤ちゃんは手足をよく動かして元気で、あやすとにこにこ笑う明るい子です。担当の先生、助産師の皆さん、そして家族みんなに心からありがとうと伝えたい気持ちです。 関連記事:第三子出産直前にママもパパも入院しちゃった!バラバラ状態になった家族は…

f:id:akasuguope01:20170319110511j:plain 著者:なぎさ

年齢:35歳

子どもの年齢:14歳、13歳、10歳、7歳、6か月

中2の男の子(継子)と中1・小4・小1の3姉妹(実子)、6か月の男の子がいます。ステップファミリー4年目。再婚相手は12歳年上。心のよりどころは3姉妹との月イチの女子会(カラオケ・ランチ・ショッピング)と、お笑い全般。大好物は吉本芸人の漫才。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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