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電話がつながらない災害時、災害用伝言板はどうして使えるの?

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9月1日の「防災の日」は、防災について日本全国で改めて意識を高める日。災害への対策について、いざという時にどのような対応をとればよいか、この機会に考え直したいところです。今回は、大規模災害が発生した時の大事な連絡手段となる、「災害用伝言板」について紹介します。

災害用伝言板なら、回線の集中を避けて、すぐに安否の登録、確認ができます

「災害用伝言板」は、災害時に家族や仲間の安否を確認するためにインターネット上に設けられる特設伝言板のこと。

大きな地震や台風など大規模災害が発生すると、多くの人が家族や仲間の安否を確認するために一斉に電話をかけます。一方で、通信会社側では災害時などに回線がパンクしてネットワーク全体がダウンしないよう、発信規制や接続規制といった通信制限が設けられています。災害時に電話がつながりにくいという状況は、こうして生まれるのです。

こうした災害時の回線の集中を避けるための手段として誕生したのが「災害用伝言板」です。通話回線とは別経路のデータ通信を使うことで、いちばん重要な「安否確認」を迅速に、確実に行うことができます。電話がつながらなくても「災害用伝言板」が利用できるのはそのためです。

KDDIの災害用伝言板サービスがスタートしたのは、2005年1月。災害用伝言板システムという大容量の専用サーバーがあり、大規模災害が起きると、KDDIのオペレーションセンターがこのシステムを立ち上げるようになっています。

災害発生地域でauのケータイ、スマートフォンを利用している人は、災害用伝言板に自分の安否情報を登録。その安否情報は、EZweb/IS NET/LTE NETやインターネットを通じて、全国の人が見ることができます。

あらかじめ災害用伝言板メニューの安否お知らせメール設定画面で、無事を知らせたい人のEメールアドレスを登録しておけば、安否情報を登録したときに相手にメールで知らせてくれます。

詳しい設定方法はこちら

どこのスマホ・ケータイだっけ? なんてときにも順番に各社の伝言板を検索してくれます

家族や友人の安否情報を見るときには、相手の電話番号を入力して検索することができます。以前は、相手がどこの携帯電話会社を使っているのかわからないとき、NTTドコモ、次はソフトバンクと、アクセスする伝言板を切り替え、そのたびに電話番号を入力して検索する必要がありました。

これでは使い勝手が悪いため、2010年3月からは、ケータイ番号を入力すると、各社の伝言板サーバーを順番に検索できるように改善されました。たとえば、auユーザーがauの伝言板サーバーで探している人を見つけられなかった場合、続いてNTTドコモ、ソフトバンクと加入者が多い順に検索する仕組みになっています。

KDDIは、毎月1日と15日(0:00~24:00)、正月(1月1日12:00~1月3日24:00)、防災週間(8月30日~9月5日)、防災とボランティア週間(1月15日~21日)に、どなたでもご利用いただける体験版の災害用伝言板サービスを提供しています(注)。万が一に備えて、家族で伝言板の利用方法を確認してみてはいかがでしょうか。

(注)災害用伝言板体験サービスは、提供機関を延長する場合があります。

KDDIは、さまざまな災害対策に取り組んでいます。災害時においても通信サービスを確保できるよう、防災業務実施の方針を定め、災害に備えた対策を図り、国内外の関係機関と密接な連絡調整を行っています。

auケータイ・スマートフォンなら、災害用伝言板サービス緊急地震速報など、災害に備えたサービスをどなたでもすぐにご利用いただけます。

※この記事は、「Technology Point」掲載記事の再掲載版です。

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