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盆栽好きが作った理想の村「盆栽村」に住む条件

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盆栽好きが作った理想の村「盆栽村」に住む条件
J-WAVEの番組「JAM THE WORLD」のワンコーナー、「LOHAS TALK」(ナビゲーター:小黒一三)。8月28日からの週は、遠山記念館・学芸員の依田徹さんをゲストにお迎え。 8月31日(木)のオンエアでは、盆栽の聖地「大宮盆栽村」について伺いました。

大宮が盆栽の聖地になっている理由は「盆栽町」という場所があるからで、元は「盆栽村」という地名でした。

おおもとを辿ると、かつて巣鴨周辺に集中していた東京の植木屋だそう。明治以降、盆栽を主力とするお店が出てくるも、関東大震災で大打撃を受けることになります。そして東京の都市化が進み、車が増えたことで排気ガスが増え、東京都内で盆栽園をやるのが難しくなったのだとか。その移転先に選ばれたのが、埼玉の氷川神社の一帯だったのです。盆栽業者が移住し、盆栽愛好家のための村ができました。志を同じにする人が集まって理想の村を作ったというわけです。

盆栽の愛好家の村ということで、当初は「盆栽を並べるために必ず生垣でなければならない」「盆栽の棚を置いて盆栽を何鉢も置いていないといけない」「2階建ては禁止」などの決まりがあったのだとか。最初は3つの盆栽園で始めた盆栽村ですが、戦後の最盛期では30数園の盆栽園が集まり、日本の盆栽界の中核的な役割を担っていたそうです。

昭和の戦前期は政財界で盆栽が大流行し、吉田茂や池田勇人といった政財界の大物が盆栽を愛でるために旅行感覚で大宮に訪れていたとか。「さいたま市大宮盆栽美術館」には、岸信介元首相の愛蔵していた「花梨(かりん)」の木がありますが、このことについて依田さんは、「盆栽の維持がどこの家でも難しくなり、盆栽美術館のような公的機関が管理する時代が訪れて悲しい」と話していました。

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【番組情報】
番組名:「LOHAS TALK」
放送日時:平日 20時40分−20時50分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/blog/lohastalk/

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