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デンタル保育という新しい価値~待機児童を減らす新しいアイディア〜

安倍晋三首相は2017年度末までとしてきた待機児童解消の目標年次を3年間先送りし、20年度末までに変更しました。

 

政府は4年前に策定した計画に基づいて新たに約40万人分の受け皿を整備してきましたが、待機児童数は15年以降、2万3000人台で推移しており、いっこうに減る様子がありません。果たして、待機児童は減らせないものなのでしょうか。

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Fujisan.co.jpより

 

そこで今回は、保育や子育ての分野においてつぎつぎと新しいビジネスモデルにチャレンジし、東京都認証保育所『ハッピーマム』や、同プリスクール『ハイブリットマム』などを広く運営する、HybridMom株式会社副社長の熊谷靖広氏に、待機児童を減らす取り組みや、未来の保育について伺いました。

 

ワーク・ライフ・バランスの問題

保育所や託児所の待機児童を減らせない原因は、共働きや女性の社会進出、都市人口の集中、核家族化、保育士の不足…など、複雑でいくつもの理由が重なっています。

 

そんな中、我々、保育所の経営にたずさわる者が少しでも待機児童を減らし、育児と仕事の両立を後押しするためになにが出来るのか? それには、肝心要の保育の現場こそ働きやすく、どの職場よりも“仕事と生活の調和”がなされている環境でなければいけないと思っています。

 

日本には潜在保育士という免許を持ちながら職場復帰できない(しない)方々が、実に80万人以上ともいると言われています。予算を投じて箱(保育所)を建てても、保育士さんの数を確保ができなければ意味のないことです。

 

育児と仕事を両立させたいのは、保護者の皆さんだけではなく保育士さんも同じです。そこで、HybridMomグループでは、子育て中の保育士には自由出勤や週休3日、また働いている保育園に我が子を預けられる福利厚生制度などを設けています。現在、都内に認可・認証・認定保育園を7園、更に本年6月より沖縄に企業主導型保育を運営しておりますが、お陰様で保育士さんの人数を確保できております。

新しい保育所の“かたち”とアイディア

保育所は、働くお母さんや保護者の皆様にとって利用しやすい環境である必要があります。時代のニーズに応え、どのようなサービスがあれば保護者の方やお子様にとって便利なのか?保育所・託児所を子どもを預かるだけの閉鎖的な場所と考えてしまうと、いつまでも良いアイディアは浮かびません。

 

例えば、英語と日本語のイマージョン教育を行っている『ハイブリッドマム』では、母親が授乳の合間に仕事や勉強ができる「コラボレーションラウンジ」を併設しており、育児と仕事の両立や自己実現を目指す保護者を積極的に支援する取り組みをしています。

 

 

今までにも、企業の営業所内に託児所を設ける考えはありましたが、その逆で託児所に自由に働けるスペースがあるのが特徴です。近い将来、増えるであろうリモートワーク(在宅勤務)を意識した環境づくりで、子どもに自宅にいてはできない英語教育を受けさせながら、授乳をしながら仕事に打ち込めると、わざわざ園の近くに引っ越される方もおり、入園の予約が後を絶たない状態が続いています。

未来の保育【デンタル保育】

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