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スチャダラパーBoseが、都会派リフトアップに惚れ込んだ!

▲ハスラーとエブリイのデモカー。いい感じに仕上がっています!

▲ハスラーとエブリイのデモカー。いい感じに仕上がっています!

人と違うことをやりたい。そしてリフトアップの道へ

1990年のデビュー以来、日本のヒップホップシーン最前線でフレッシュな名曲を作り続けているスチャダラパー。中古車マニアでもあるMC、Boseが『カーセンサーnet』を見て触手が動いたDEEPでUNDERGROUNDな中古車を実際にお店まで見に行きます!

今回はCar House ATHLETEにお邪魔した記事(関連リンク参照)の後編です。

編集部:カスタムというと一般的には車高を落としたローダウンになると思いますが、こちらのお店が手掛けているのは逆に車高を高くしたリフトアップ。奥が深いですね。実車を見てがぜん興味が湧きました。

Bose:カッコいいと思う感覚は人それぞれ。その分、カスタムのベース車やカスタムの方法もいろいろなんだよね。でもオンロードを意識したリフトアップはまだ新しいジャンルだと思う。稲葉さんは長くアゲ系のカスタムを手がけているのですか?

Car House ATHLETE 稲葉さん(以下、稲葉):私はもともと、大手の中古車販売店で20年ほど勤務していました。そこで販売のイロハを学び、独立したんです。修行中からカスタムが好きで、趣味でシボレー アストロなどを自分でローダウンしていました。そのため、独立した頃は販売とカスタムが50:50という感じでしたね。でもだんだんとカスタムの仕事の割合が増えてきて、現在ではカスタム販売がメインになっています。

Bose:自分の趣味と仕事が結びついて花開く。仕事をするうえで理想的だよね。きっと毎日楽しいはずだよ。

▲店内には歴史を物語るローダウンのデモカーもありました

▲店内には歴史を物語るローダウンのデモカーもありました

稲葉:独立当時のカスタムの主流はローダウンで、私もローダウンを手がけていました。ところがよそと同じことをやっていても、私のような新参者で店の規模も小さいところだと、お客さんが見てくれないんです。しかも神奈川県は激戦区ですからね。デモカーを専門誌に掲載してもらっても反応はゼロ。つらかったですよ。

Bose:ローダウンも、一時期各ショップがどこまで下げられるかを競い合っていましたからね。中にはどうやって走るんだろうというものまであった(笑)。

稲葉:そう。そこでいろいろ考えて、世間の流行とは逆の方向でやってみようと思ったんです。それが今から6年ほど前です。僕が知る限り、こういう車でリフトアップをしたのはうちが初めてだと思います。だから最初は本当に手探りでしたよね。そして1年ほど試行錯誤して、前回話したボディリフトという方法にたどり着いたんです。

▲アゲ系カスタムでいくと決めてから、試行錯誤のうえにたどり着いたボディリフト

▲アゲ系カスタムでいくと決めてから、試行錯誤のうえにたどり着いたボディリフト

リフトアップのカスタムが、仕事人からも注目されている!?

Bose:僕が雑誌でリフトアップしたカスタムを見つけて「いいじゃん」と思ったのもそのくらい前なんだよね。お店の名前はチェックしなかったけれど、稲葉さんが手がけた車だったのかも。ところで、こちらで手がけているカスタムのベース車はエブリイ、ハスラー、キャリイトラックと、全部スズキ車。何か理由があるんですか?

稲葉:もともとエブリイが好きで、古いのから新しいのまで、エブリイを買っては自分でローダウンしていたんですよ。エブリイは雰囲気がアストロに似ているというのもありますね。その流れで最初にリフトアップしたのもエブリイでした。

Bose:アストロのローダウン、カッコよかったもんね。その流れがエブリイにあるんだ。

稲葉:そしてスズキ車を選んだのはもう一つ理由があります。スズキは一つの部品を多くの車種で長く使うので、カスタムパーツも流用が効くんです。だからいろいろな車種に応用しやすいんです。ダイハツをはじめ、他のメーカーでカスタムの相談を受けることもあるのですが、足回りを見ると構造が複雑なうえに車種ごと、さらに同じ車種でもモデルチェンジごとに構造が変わっていることが多いんですね。そうなると、例えば100セットほどキットを作って在庫を抱えてもモデルチェンジで全部使えなくなってしまう可能性があるんです。

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