エコノミークラスの座席を「倒す vs. 倒さない」あなたはどっち?

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エコノミークラスの座席を「倒す vs. 倒さない」あなたはどっち?
正直なところ、快適とは言い難い飛行機のエコノミークラス。ゆとりある2階建て構造の「エアバスA380」のように、機種によってはエコノミーの座席幅やレッグルームが多少広いものもありますが、前の人が座席を倒したときには、ちょっと狭く感じてしまいます。

さて、ここでみなさんに質問です。あなたはフライト中に座席を倒す派? それとも倒さない派でしょうか?

日本人は飛行機で座席を倒さない!?

エコノミークラスの座席を「倒す vs. 倒さない」あなたはどっち?
米総合旅行サイトの日本版「エクスペディア・ジャパン」が、日本を含むアジア8カ国、8,447人を対象に行ったフライトマナーに関する調査によると、「座席を倒さない」と回答した人が最も多かったのは日本と韓国。いずれも、回答者の約3人に1人(29%)が座席を倒さないと回答しています。「座席を倒さない」と答えた人が約5人に1人と、もっとも少なかったタイ(19%)と比べると10%もの差が!

どんなシーンで座席を倒す?

エコノミークラスの座席を「倒す vs. 倒さない」あなたはどっち?
同調査では、我々日本人が座席を倒すタイミングについてもヒアリングを行っています。この結果、もっとも多かったのが「寝るとき」(51%)、2位は「3時間以上のフライトの時」(31%)、「前の人が倒した時」(18%)と続きます。

筆者は長距離のフライト時には、徐々に座席を倒します。倒さないままの姿勢でいるのは辛いですし、旅先での疲れ具合にも影響する気がするからです。でももちろん、食事の時間には元に戻すようにしますよ! みなさんは、いかがでしょうか?

海外のトラベラーはこう考える!

エコノミークラスの座席を「倒す vs. 倒さない」あなたはどっち?
エコノミーの座席を倒す・倒さない議論は、世界でも共通の話題です。英スコットランドに本部を置く、航空券やホテルの料金検索・比較サイト「スカイスキャナー」では、ユーザー1,000人を対象に「エコノミークラスのフライトマナー」についてのヒアリングを行っています。

回答者の約9割(91%)が「短い飛行距離のフライト時には、座席を倒すリクライニング機能を失くすべき。あるいは、(リクライニングは個人の自由ではなく)座席を倒してもよい時間帯をエアライン側が設定すべき」と答えており、回答者の43%が「長距離フライトであっても、座席を倒してもよい時間帯をエアライン側が設定すべき」と考えていることが分かりました。

「リクライニング機能を失くすべき!」という意見が多いことに、ビックリしませんか? 海外には、ライアンエアーやイージージェットなどヨーロッパのLCC(格安航空会社)のように、スタンダードクラスでは、座席のリクライニング機能を取り除いているエアラインも実際に存在します。

実際にライアンエアー、イージージェットの両方に搭乗したことがあるのですが、いずれも座席幅とレッグルームが狭いため、リクライニング機能のない座席は身長168cmの筆者でもキツかった記憶があります。

結局のところ、座席を倒すのも倒さないのも、個人の自由です。心苦しく感じてしまうようであれば、後部座席の人に一言声をかけてから倒すと、気がラクになるかもしれませんね。

[prtimes.jp]
[skyscanner.com.au]
[Photos by Shutterstock.com] 

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