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プロレスラー梅沢が「のり弁」への熱い思いを語る!!

プロレスラー梅沢が「のり弁」への熱い思いを語る!!

「子供たちには『ほっともっと』の弁当のような人間になってほしいですね」

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「どうしても伝えたいことがある」と言って、我々取材班を都内某所の公園に呼び出したプロレスラー・梅沢菊次郎。ところが、待ち合わせ時間になっても一向に姿を現さない。「何か事件に巻き込まれたのでは?」と思い周辺を探索したところ、持ち帰り弁当チェーン店『ほっともっと』の店内に彼の姿があった。注文した弁当ができあがるのを待っていたようだ。彼はなぜ弁当屋にいたのか? そもそも、なぜ我々を昼間の公園に呼び出したのか? その真相に迫るべく、取材班は弁当を片手に公園へと向かう梅沢のあとを追った。

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「学生時代、持ってきた弁当だけじゃ足りないっていうときに、『ほっともっと』の弁当をよく食べていましたね。メニューに載っている弁当は全部食べたいですけど、ひとつだけ選ぶとしたら、僕は迷わずに『のり弁当』を頼みます。高校生の頃や、練習生でお金がなかったときは、低価格の『のり弁当』だけが頼みの綱でした。だから、僕にとって『のり弁』っていうのは『ルーツ』なんです。弁当と言ったら当然、のり弁です。幕の内なんかじゃない。今はもう大人なので、少し贅沢をして『特のりタル弁当』を食べてますがね。あるプロレス団体では、試合後に弁当が出されるんですが、それもいつものり弁だったんです。正直、弁当が楽しみでその団体に参戦している部分もありましたね」

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「auスマートパスプレミアム会員なら、毎週土曜日は『から揚(2コ)』が無料でもらえるんです。最初にこれを聞いたときは、我が耳を疑いましたよ。だってね、から揚げって、一番個性が出るおかずだと思うんです。食べる側の好みも千差万別だし、作り方も違う。から揚げは、それそのものが『スタイル』なんですよ。つまり、食べることによって、その店が何を目指しているのかが分かってしまう。それをタダで提供しちゃうっていうのはかなりの挑戦ですよ。勇気がないとできない行動だと思います。だからね、僕も生半可な気持ちで食べはしません。食材との命を懸けた戦いだと思って、全力で臨みますよ。おい、から揚げ! 聞こえてるのか!?」

 

から揚げを挑発する梅沢の叫びを聞いて、どこからともなくスズメが近寄ってきた。スズメに構わず、梅沢は話を続ける。

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「僕にはお弁当を食べるときのこだわりが2つあるんです。1つは『この順番で食べるとウマいだろうな』ということを考えながら、楽しんで食べること。食事っていうのは脳のトレーニングなんですよ。漫然と食べていたら、そんなのは動物と同じ。ちなみに僕は、一番好きなものは最後に食べるタイプです。プロレスと同じで、いきなり相手をやっつけるんじゃ、つまらないし、味気ないですから」

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「もう1つのこだわりは『公園で食べる』ということ。僕はヒール(注:プロレスにおける悪役)だから、リングでは悪いことばっかりしている。当然、ブーイングや誹謗中傷も受けますが、悪役にとってそれは勲章ですから、嬉しいものなんです。ただ、僕も人間だから、ときにはどうしても傷付いてしまうことがある。公園に行けば誰かしらいることが多いし、人間がいなくても、鳥や虫、木々が呼吸をしている。だから、公園にいると『自分は1人じゃないんだな』ということに気付けるんです。いろいろな生命が息づいていて、喜びに満ちあふれている空間にいるだけで、もっとホッとするんです。まさに『もっとほっと』ですよ」

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