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寝言に返事をするとあの世へ連れて行かれる!?迷信のウラ側に身体の不調の根拠あり

 

寝苦しい夏の夜は眠りが浅くなりがち。浅い眠りはレム睡眠といって、夢を見ている確率が80%ともされ、そして夢を見ている時に人は寝言を言いやすいという。

 

昔から、「寝言に返事をしてはいけない」と言われるが、その理由は・・・
人は眠ると身体から魂が抜け、あの世へ行っている。寝言は魂があの世の人と会話している状態になるので、話しかけられてしまうと魂が戻って来られなくなってしまうという・・・
逆に、霊魂があの世からこの世に舞い戻って、寝ている人と会話をしているため、邪魔をすると祟りがある・・・

 

――― などという説がある。これは科学的根拠のないオカルトな迷信だ。ただ、迷信は何かしらの事実に基づいて言い伝わるもの。「死」に関係した理由があるので、その昔、寝言に返事をしたら、死んでしまうとか身体に異変が起こるなんて事が多かった・・・そんないわれがあるのだろうか。

 

そう思って「寝言」について調べてみた。調べてみると意外に奥が深かった。

 

そっとしておきたい浅い眠り

 

最初に根本的なことを言う。

人は、浅い睡眠(レム睡眠)と深い睡眠(ノンレム睡眠)を一定時間で繰り返す波がある。夢は眠りが浅いレム睡眠時に見るもので、そこで寝言を言うケースが多い。実は、レム睡眠時は、眠りながら脳が活動している状態で、記憶や感情の整理を行いつつ、ストレスを和らげるなど、心身の健康を維持する働きをする。

 

この大事な時間の寝言に返事をすると、意識がだんだんはっきりしてついには起きてしまいやすい。つまり、記憶力の低下、ストレスの蓄積など、心身の不調につながってしまうため、「寝言に返事するのは良くない」ということになるわけだ。

 

悪い寝言に気をつけろ


NHK きょうの健康 2016-07-25 発売号
Fujisan.co.jpより

 

研究によると、寝言に返事をする云々よりもむしろ“どんな寝言か?”が重要で、寝言が身体の不調を教えてくれる場合があるそうだ。場合によっては「うつ」。また、脳の病気である「レビー小体型認知症」「パーキンソン病」の兆候も出るとのこと。

 

【危険な寝言の様子】

1・ハッキリとしゃべる

2・手足を激しく動かすなどジェスチャーが多い

3・起きたあと夢の内容を聞くと、寝言と寝相の動きと一致する

 

 

特に、3 は、レム睡眠行動障害と呼ばれる症状の一つで、少し深刻な場合も。正常ならばレム睡眠中に夢を見ても、脳から体への指令が遮断されているので行動が伴わないものだが、障害があると指令が伝わってしまうので、鮮明な寝言や寝相となって現れてしまうそうだ。

 

一人暮らしの場合

 

自分は独り身だから寝言を言っているか、どういう状態かわからない、という人もいるはず。

一応、目安となる判断方法はあるそうだ。

 

1・見た夢の内容をハッキリ覚えていることが多い

2・しかも、不快な夢が多い(例:追われる、殺される、何かに失敗する、ケンカする)

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