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音や光に敏感すぎるのは病気?HSP診断で簡単セルフチェック

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音や光に敏感すぎるのは病気?HSP診断で簡単セルフチェック
街中の騒音や光などの刺激に敏感に反応してしまい、知らず知らずにストレスを抱えてしまっている…。

そんな心当たりがある人は「HSP(Highly sensitive person)」の疑いがあるかもしれません。

何かの病気かもと不安になる前に、 HSPの原因やセルフチェック項目などを医師に教えていただきましたので、ぜひ参考にしてみてください。

HSP(Highly sensitive person)とは

 
五感

心理学領域で注目を集めている概念で、1996年にアメリカの研究者エレイン・アーロンによって提唱されました。

アーロン氏によれば、人口の約15%は感覚刺激に敏感であり、少しの刺激でも脳が興奮してしまうため、過剰な刺激(うるさい音など)を避ける傾向があるといいます。

人間は、視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚といった感覚を受け取り、脳の中で処理し、快適だとか不快だとかいう解釈をし、その刺激をより多く取り込もうとする、もしくは刺激を避けようとするといった次の行動を計画していきます。

同じ刺激が与えられても、その感覚をどう処理し、どう感じるかは人それぞれであり、また同じ人でも体調が悪いと音をうるさく感じるなど、状況によって変化します。

また、HSPは神経症傾向(情緒が不安定でストレスに弱い)や、内向的な傾向(シャイさ)を伴うことが多いとされています。

HSPに関連する症状

自閉症スペクトラム障害

騒音防止

音や光に過敏になることが古くから知られていますが、これは目や耳の問題ではなく、脳の感覚処理の特性による症状であると考えられています。

過剰同調性

友達を慰める

他人の感情変化にも敏感であり、他人の悲しみやつらさを自分のことのように感じてしまい、疲れや気分の落ち込みを強く感じたり、逆に他人の喜びを自分のことのように幸せに感じることがあります。

言うなれば、自分と他人の境界があやふやになってしまった状態です。

共感というレベルを超えて、他人の気持ちが浸水する水のように押し寄せてくるという体験をすることがあります。

HSPの原因

15%の円グラフ

アーロン氏によればHSPは生まれつきの特性であり、人口の15〜20%ほどに見られるため、病気というには多すぎると言っています。

人間だけでなく、虫や動物にもこういった感覚処理の個体差が見られ、HSP的特徴を持つ個体は注意深く、生き残り戦略に有利な場面もあるとされています。

人間ではHSPは女性に多いとされています。

HSP診断であなたの敏感度をチェック

チェックリスト 

HSP診断のための日本人向けスケールを作成した高橋亜希氏の研究によると、以下のようなチェックリストが作成されています。

□ 大きな音や雑然とした光景などの強い刺激がわずらわしい

□ まぶしい光、強いにおい、触り心地の悪い服、サイレンの音、戦争映画、暴力シーンなどが嫌い

□ 繊細な味・香りが好き

□ 美術や音楽に深く感動する

□ 一度に多くのことが起こっていると不快になる

□ 短時間に多くの仕事をこなさないといけないとイライラ、おろおろする

□ 暗い部屋などプライバシーが保てる場所に逃げ込みたくなる

□ 変化の少ない穏やかな毎日が送りたい

□ 他人の気分に左右されやすい

□ 周りから繊細とか内気だと言われる

こういった特性が良しとされるかどうかは文化によって異なり、「線が細すぎる」「気にしすぎる」と否定的に受け止められる場合もあり、自己評価が低くなってしまう場合もあります。

HSPを自覚することで期待できること

深呼吸する子ども

HSPの研究

自閉症スペクトラムなどHSPを持つ人が快適に過ごすためには、どのような配慮が必要かという研究につながります。

子どもの生活環境

自閉症スペクトラムを持つ児童のために、雑音を排除するためのイヤーマフを装着させたり、教室の張り紙を排除して勉強に集中できる環境を整えたりすることで、外出がしやすくなったり、学校生活が送りやすくなるといった例もあります。

精神面

神経質・うつ・ストレスに弱い・不安になりやすいといった、精神的に不健康と言われてきた人たちの中に、HSPが悪化を招いている場合もあると考えられ、治療や「生きづらさ」の軽減に役立つかもしれません。

仕事面

自分の感覚処理の癖を知っておけば、自分に向き不向きな職業が分かり、進路選択の参考にもなります。

最後に医師から一言

交差点の人混み 

派手な広告や大きな音が溢れ、人ごみを歩く必要のある都会は、HSPには生きづらい環境かもしれません。

「根性が足りない」などと言われて自信を無くしている人や、ただ生活するだけで疲れ切ってしまう人は、ご自身の特性を知ることで楽になるかもしれません。

 (監修:Doctors Me 医師) 

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