ガジェット通信 GetNews

見たことのないものを見に行こう

【世界のドローン70】世界初、ドローンの「空中バッテリー交換システム」が空の産業革命を起こす!?

DATE:
  • ガジェット通信 GetNewsを≫

飛行中のドローンのバッテリーを同じく飛行するドローンを使って交換、補給できる「空中バッテリー交換システム」を大阪大学の学生開発チームが世界で初めて成功させた。

ドローンの活用範囲が広がる一方で、標準的なマルチコプター型ドローンの平均飛行時間は約20分前後と短く、より長く安定して飛行できるようにすることは、業界にとって大きな課題となっていた。長時間飛行には軽量化、もしくは有線での給電という方法がある。あるいは、バッテリーを使わずガソリンや水素など動力部分を根本から変えるというアイデアもある。だが、大阪大学のチームはあえてバッテリーで飛行するマルチコプターに着目し、バッテリーを空中で交換するというユニークなアイデアを実現する技術を追求している。

バッテリーを交換する方法だが、飛行中のドローンの上に補給用ドローンが並走するように飛行させる(現時点では接近するところまでは手動でコントロールする)と、両機が接近を検知。そのあいだにケーブルを渡せるよう自動で結合し、そのケーブルを介してバッテリーを自動で装填したあと、離脱するという流れになっている。

※開発中のテスト飛行の様子

T&S バッテリーを交換する補給ドローンと被補給ドローン

バッテリー交換の時間は約34秒という短さも大きなポイントになっている。アイデアは戦闘機の空中給油の方法と似ているが、飛行システムをプログラミングできるドローンならではの方法で、ケーブルを使うことで確実に安全で短時間でのバッテリー交換を可能にしている。


写真提供:大阪大学

また、交換用の専用バッテリーも独自に開発しており、システムについては現在特許も出願中だ。すでにプロトタイプでのバッテリー交換には成功しており、今後は災害救助用途を想定した実証実験を重ねるなど、細かな部分で開発を進めていくとしている。企業との共同開発も視野に入れながら、ドローン全体の機能開発に力を入れており、さらなる進化が業界からも期待されている。

関連記事リンク(外部サイト)

天国のパートナーをいつでもそばに感じられる。日本初のスマホでできるペット供養「ペットト」
【世界のドローン69】ニューヨーク市公式認定。真紅の消防ドローンがかっこよすぎる!
超集中したいときに! どこにいても完璧なプライベート空間をつくり出すヘルメット「Helmfon」

TIME & SPACEの記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。