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【独占記事】全米図書賞の最終候補に残ったSF刑事小説『ザ・ゼロ』、映画化が進行中

作家ジェス・ウォルターが2006年に上梓し、全米図書賞の最終候補に残ったSF刑事小説『ザ・ゼロ』の映画化が進んでいる。本紙ヴァラエティが独占的に突き止めた。ベテランプロデューサーのユーリ・シンガーが、彼の製作会社パッセージ・ピクチャーズを通じて製作中にある。

『ザ・ゼロ』は、目覚めた後に自分の頭を撃っていたことに気付く警官と、テロリストによる破壊的な攻撃の余波に身震いする1つの国家を描く。
煙がゆっくりと消えていくにつれて、警官は記憶が部分的に欠落していることに気付く。意識がはっきりしている瞬間と、自分の人生を生きていないように思える数日間の間を行き来する。世界はThe Bossとして知られる策略に長けた市長によって支配され、気のきかないセレブたちで満たされている。苦悩に満ちた警官たちは第一応答者に穀物を売り歩き、ピンク色をした不動産屋のカリスマたちは、悲劇による腐敗を称賛する。

シンガーは、2本のマイケル・アルメレイダ監督の映画にクレジットされている。ウィノナ・ライダーとピーター・サースガードが出演した映画『アイヒマンの後継者 ミルグラム博士の恐るべき告発』と、ロイス・スミス、ジーナ・デイヴィス、ジョン・ハムらが出演した映画『Marjorie Prime(原題)』だ。『Marjorie Prime(原題)』は、フィルムライズ配給により8月18日から米劇場公開される。

シンガーは「『ザ・ゼロ』は刑事小説の名作です。感動的なキャラクターの喪失やトラウマ、悲しみを描く一方で、9.11以降のアメリカ社会における政治風刺を厳しく批判します。また、この作品は一貫してダークであり、同時に愉快でもあります。一刻も早く、劇場の大きなスクリーンで見てみたいです」と語った。

作家のウォルターは、本作のほかに『血の奔流』、『Land of the Blind(原題)』、『市民ヴィンス』、『The Financial Lives of the Poets(原題)』、そして『美しき廃墟』という5冊の小説を出している。彼は最初の短編集『We Live in Water(原題)』を2013年に上梓した。

シンガーは、マーク・リッチの伝記小説『The King of Oil(原題)』、ドン・デリーロによる小説『ホワイト・ノイズ』の映画化権も獲得している。アルメレイダが監督する予定だ。

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