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「成長できない」と嘆く人に、見直してほしい“2つのこと”

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コミュニケーション総合研究所代表理事の松橋良紀さん。そんな松橋さんに「コミュニケーションの極意」についてお話しいただくこのコーナー。第27回目は「お金と時間を『消費』『浪費』『投資』に棚卸しして、使い方を賢く見直す方法」についてです。

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「自分を変えたい・・・」

「人生を変えたい・・・」

誰でも一度や二度、こんな風に考えた経験があるのではないでしょうか。

自分と人生を変えたいと思うなら、今すぐに出来ることがあります。

それは、「お金」と「時間」の「棚卸し」をして、使い方を見直すことです。

では、どんな使い方をすれば、人生を変えられるのかを考えていきましょう。

1. お金の使い方

お金の使い方は、「消費」「浪費」「投資」の3つに分けられます。

(1)消費

消費とは、生活する上で必要なものにお金を使うことです。よく巷で言われる節約術というのは、「この部分を削りましょう」です。ここを減らしすぎると、精神的に行き詰まることがあります。

・住居費

・食費

・衣料費

・光熱費

・交通費

など

(2)浪費

浪費とは、いわゆる“無駄使い”のことです。

・なんとなくコンビニに寄って、飲むつもりもなかったに買ってしまった飲み物やお菓子の購入費

・情緒不安定なときに買ってしまい、一度しか着なかった洋服の購入費

・時間つぶしのためのゲームの課金

・身分不相応な車の購入費

・愚痴しか出ない、おなじみの同僚との飲み代

などなど

(3)投資

投資とは、将来的に見返りが得られる可能性があるものにお金を使うことです。投資というと、株や投資信託、不動産投資などを思い浮かべる人が多いでしょう。それも大切ですが、ここでいう投資とは、自分のスキルや能力を高めるための『自己投資』です。

・専門書や自己啓発書などのビジネス書籍代

・セミナーの受講費

・刺激を与えてくれる人、自分より先を進んでいる人との会食費

・自分のブランドイメージを高めてくれるような洋服代

・行ったことのない土地への旅行費用

など

これら3つの何にどのくらいお金が使われているのか、一度、棚卸しをしてみてください。全体をみることで、自分自身のお金の使い方がみえてきます。

今までの投資が現在のあなたの姿

実際に棚卸しをしてみて、「消費」「浪費」「投資」の何にお金が使われていましたか?現在、望んでいる人生を過ごせていないなら、今までに投資が足りなかったか、適切ではなかったということになります。

皮膚、髪の毛、爪など、あなたの身体は、今まで食べたり飲んだりしたものから出来ています。今まで口に入れたものが、今のあなたを作ってきたわけです。

人生もそれと同じです。

今まであなたの潜在意識に入れてきたことが、あなたの考え方をつくり、信念をつくり、思い込みを作り、あなたの現在の人生をつくっているのです。

今あなたは、自分に投資をしていますか?

消費と浪費にのみお金を使っていませんか?

収入を消費と浪費に使っているだけでは、人生は変わりません。

人生を変えたいなら、投資にお金を使うことが必要です。

自己投資とは、文字通り自分に投資することです。

自己投資の方法はいろいろあります。

見た目にお金を使うのも自己投資の一つですし、自分自身を高めることも投資の一つです。

例えば、友人と食事をするためにお金を使うことは、一見、消費と浪費にみえますが、そこで愚痴を言いあうことで気持ちの切り替えができたり、何気ない会話からインスピレーションがわいたなら、その食事代は、十分実りある自己投資なのです。

あのときの投資がなければ今の自分はない

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私は25歳の時に、15万円の自己啓発セミナーに誘われました。その時の私は、あまりお金がなく、本を買うのも躊躇するような状態でしたから、悩みに悩んで参加しましたが、そこから自己投資のハードルが一気に下がりました。

それ以降、心理学やコミュニケーションの講座に参加したり、自己啓発本を何千冊と購入してきました。

自己啓発会社に入社して、ジョセフ・マーフィーの教材販売の仕事を始めたときには、ジョセフ・マーフィー関連の本をすべて注文しました。そのとき、届いた数は100冊を超えたほどです。

100万円を超えるセミナーに参加したこともありました。関心のない人にうっかり話してしまったら、「なんでそんなことにお金を使うの?もったいない。安い車が一台買えるじゃないの?」と言われました。また、「騙されているんじゃないの?洗脳されてるんじゃないの?」と心配されることもよくありました。

ですが今私が、心理学や自己啓発、コミュニケーションの本を20冊近く出版できて、全国各地で講師として呼ばれるようになり、海外で講演会を行えているのは、これまでの自己投資があればこそです。あのときの投資がなければ、今の私はないと断言します。

つまり、それらの投資をしていなかったら、あなたがこの文章を読むこともなかったわけです。

2. 時間の使い方

どんな人にも平等に与えられている資源。

それが「時間」です。

時間の使い方も、お金と同じ「消費」「浪費」「投資」に分類できます。

(1)消費

・ご飯を作って食べる時間

・睡眠の時間

・お風呂に入る時間

・生活費を稼ぐために働く時間

などなど

(2)浪費

必要ではないし、何も生み出すことがない時間は、浪費です。

・見るつもりもなくなんとなく見ているテレビ

・時間つぶしのゲーム

・目的もなくスマホでネットサーフィンする時間

・得るものがない飲み会

・惰性で付き合っている友達との時間

(3)投資

見返りが期待できることに使っている時間は、投資になります。

・自分を高めるための本を読む時間

・実入りは少なくても、知識や技術が蓄積される仕事の時間

・家族との旅行などの思い出づくり

・刺激をもらえる人との会話時間

いかがでしょう?

もし今、浪費が多いとしたら、それを自分のスキルや強みを高めるための投資に回すべきです。

通勤の合間になんとなく見てしまうスマホの時間を、読書の時間に充てる。

テレビを見ている時間を、自己啓発のDVDを観る時間に充てる。

毎週ある飲み会の参加を月一回に減らして、意識の高い仲間と会える、自己啓発セミナーや勉強会に参加する時間に充てる。

この中でも特におすすめしたいのは、読書の時間です。

思い通りの人生を送っている人は本好きが多いです。

私の周りの思い通りの人生を送っている人は、自分の専門分野の本を100冊以上読み込んでいる人がざらにいます。自分の得意分野をとことん突き詰め、知識を増やして、「強み」にしているからです。自分の強みを伸ばせると思った本は、何度も読み返しましょう。

さらに、その著者がセミナーをやっているなら、セミナーに参加してみるのも一つの方法です。

人生の質を変える方法

どんな大富豪も、いつも経済的に苦しんでいる人も、与えられている時間は、同じ24時間です。

違いは、消費や浪費に使っているか、投資に使っているかです。

消費や浪費が多いという方は、とてももったいない人生を過ごしています。

今日からでも、その「浪費」の時間を「投資」の時間にシフトチェンジすべきです。

今のあなたは、過去に体験したこと、過去に読んだ本、過去に出会った人たちによって作られています。

人生の質を高めるのは簡単です。

投資に回すお金を増やせばいいのです。

投資に充てる時間を増やせばいいのです。

現状をすぐ変えろとはいいません。浪費を全部なくせと言いたいのではなく、時間とお金のベクトルを少しだけ投資に向かせればいいのです。

今、未来を変えると決めて、お金を使う時、時間を使う時に、自問自答してください。

「これは消費なのか、浪費なのか、投資なのか」

投資だと確信できたら、迷わずに進みましょう。

あなたの未来は、きっと一つ上のステージへ進めるはずです。

松橋良紀(まつはし・よしのり)

コミュニケーション総合研究所代表理事/一般社団法人日本聴き方協会代表理事/対人関係が激変するコミュニケーション改善の専門家/コミュニケーション本を約20冊の執筆家

1964年生青森市出身、青森東高校卒。ギタリストを目指して高校卒業後に上京して営業職に就くが、3年以上も売れずに借金まみれになりクビ寸前になる。30才で心理学を学ぶと、たった1ヶ月で全国430人中1位の成績に。営業16年間で、約1万件を超える対面営業と多くの社員研修を経験する。2007年にコミュニケーション総合研究所を設立。参加者が、すぐに成果が出るという口コミが広がり出版の機会を得る。NHKで特集されたり、雑誌の取材なども多く、マスコミでも多数紹介される。

約20冊で累計30万部を超えるベストセラー作家としても活躍。「コミュニケーションで悩む人をゼロにする!」を合言葉に奮闘中。

著書

『「売れる営業」がやっていること 「売れない営業」がやらかしていること』(大和書房)

「あたりまえだけどなかなかできない聞き方のルール」(明日香出版社)

「相手がべらべらしゃべりだす!『聞き方会話術』」(ダイヤモンド社)

「人見知りのための沈黙営業術」(KADOKAWA)

「何を話したらいいのかわからない人のための雑談のルール」(KAODOKAWA)

「話し方で成功する人と失敗する人の習慣」(明日香出版社)

公式サイト http://nlp-oneness.com

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