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街中を走る出会い系や風俗の広告宣伝トラックに対してクレームが! 昨年10月の都条例施行後も変化は見られないのは何故?

街中を走行する広告宣伝車をご存じだろうか? 通称『アドバス』や『アドトラック』と呼ばれており、トラックに宣伝するためのイラストを大きくデザイン、そして大音量で宣伝しながら街中を周回するというものだ。渋谷、新宿、池袋、秋葉原など都内の主要都市だとかなりの頻度で見ることが可能で、広告の種類もさまざま。

具体的なサービス名は挙げないが、漫画喫茶に女性の高額アルバイト、出会い系サイト、ソーシャルゲームなど宣伝に力を入れている業社がテレビやネットの広告だけでなく、こういった車を使ってまで派手に宣伝している。

しかし、この広告宣伝車に対して昨年10月に規制が設けられたのだ。2011年10月1日から施行された都条例では、広告デザインに関する自主審査制度が行われることとなった。広告宣伝車が未だに変化を見せないのはどういったことなのだろうか? ガジェット通信編集部は東京都に問い合わせ、どのような審査が行われているのか、またその目的についてなどを聞いてみることにした。

広告宣伝車の審査はどのようなことをやっているのか? 具体的な目的は……

記者 広告宣伝車についてお聞きしたいのですが。昨年の10月から条例が施行され、審査が入ることになったと思うのですが、どのような審査が行われているのか、また審査の目的をお聞かせ頂けたらと思います。
担当 目的の方からお話しさせて頂きますと、広告宣伝車はここ数年やはり色やデザイン的に問題のある物が出てきまして、実際に都民の方からの苦情も来ております。ですので何らかの対策が必要だろうということで、デザインの面からルールを変えていこうと言うことになりまして。あくまで業界による自主審査という形をとるということですので、公益社団法人東京屋外広告協会のデザイン審査委員会で審査していくことになっております。
記者 審査そのものはあくまで“自主審査”なんですか?
担当 そうですね、業界による自主審査になりますね。従来から電車、観光バス、路線バスは東京屋外広告協会が審査を行っていたんですね。昨年の10月の施行以降は電車やバスと同様にしよう、ということになりました。

記者 審査の具体的な内容を教えて頂けますか。
担当 直接は都の審査ではなく、東京屋外広告協会の審査になります。審査のガイドラインも同協会が定めています。審査の内容としては公序良俗に反した内容ではないかとか、交通安全面で支障がないかですね。だいたいこの2点が見られています。

施行前と広告の内容が変わっていない?

記者 施行前と広告の内容が変わっていないという意見があるのですが、やはりそれは自主審査という面からですかね。
担当 1つは昨年の10月から新しい制度になったのですが、走っている車全てを対象にしているのではないんです。これは東京都の条例なので東京都に登録されている車のみになるんですね。最初に車両登録しますが、東京都のナンバーでないと対象にならないんです。
記者 埼玉のナンバーだったりするとそれは除外されてしまうんですね。
担当 そうなんです。で、一定の割合で都外から流入してますので、流入車の対策も必要だろうと、今は中で対策を練っているところです。
記者 今後の対策についてお聞きしたいんですが。
担当 具体的には「こういうスケジュールでこうします」と言える段階ではございません。昨年の10月から施行され実態をこちらの方で調べまして、どういうやり方が良いのか練っているところです。

都民のクレームにより条例ができた?

記者 こういう条例ができるということは、住民から何らかの声が挙がったと思うのですが、どういった声が挙がってきたんでしょうか。
担当 やはり今回のルール改正の切っ掛けとなったのが、「街中を走るのに相応しくないデザインの車があるのではないか、子どもには見せられない」といった苦情がこちらに寄せられていますね。

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