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【猛暑対策】「熱さを可視化」する、スマホ用サーモグラフィーカメラを使ってみた

灼熱の季節がやってきた。・・・・・・今年はことさらにヤバい暑さだ。

外はむわっとした熱気でいっぱいで、アスファルトや外に駐車したクルマはまるで鉄板のよう。たとえ部屋の中だとしても、子どもやペットが心配になってくる。そんな「熱さ」をスマートフォンで可視化できるデバイスが存在する。

それが「FLIR ONE(フリアー ワン)」(フリアーシステムズ)だ。


写真提供:FLIR Systems

FLIR ONE」は、スマートフォンに装着して使える赤外線サーモグラフィーカメラ専用のアプリと連携させることで、スマホから熱が「見える」ようになるというもの。

iPhoneであればLightningアダプターで装着、AndroidであればmicroUSBに対応している。業務用の専門機器というイメージが強いサーモグラフィーが、スマホと連携するといった使い方で一般ユーザーも手軽に使えるようになったというわけだ。


写真提供:FLIR Systems

使い方は簡単で、専用アプリ「FLIR ONE」(無料)を起動して撮影する。Lepton™カメラという特殊なカメラで読み込んだ長波赤外線情報と、あわせて搭載されている標準カメラから撮影された通常の写真とを組み合わせることにより、従来の業務用サーモグラフィーより鮮明な赤外線画像を撮ることが可能となっているという。

このダブルカメラ構造によって、これまでは触れるまでわからなかった「温度」という情報をスマホ画面で確認できるようになったというわけだ。可視化可能温度は-20℃~120℃。

実際に使ってみた

本体をスマートフォンのジャックに接続し、本体の電源を入れるだけで準備完了。本体も数センチなので、それほどかさばらない印象。
※本体にバッテリーが内臓されているので、事前に充電が必要

まずはラーメンで試してみた。白に近いオレンジ色になっているところが高温で、紫のところが低温。スープ全体は高温に、セットの丼モノやあとのせのチャーシューは低めの温度となっているのがわかる。

次に、ペットの犬を撮影。まずは身体全体をチェック。室内でクーラーをかけていても、身体は熱くなっている様子。実際に抱きかかえてみて、お腹側が熱いのに対し、目のあたりの温度が低いことを確認できた。

続いて犬の散歩がてら、外に出てみる。横断歩道を撮影してみると、白線部分は温度が低いのに対し黒色のアスファルトが高温になっている。

犬が白線の上を歩くのは、なるほどそういうことだったのか、と納得。

住宅街を進むと、道の端っこ部分の方が中心部よりも低い温度になっている。これは雨や水などが流れた結果、その部分にたまり、放射冷却が起きていると考えられる。

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