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チキン南蛮の聖地・宮崎「味のおぐら」で地元民熱愛の意外なメニュー食べてきた

チキン南蛮の聖地・宮崎「味のおぐら」で地元民熱愛の意外なメニュー食べてきた

宮崎県が発祥とされる全国区グルメ「チキン南蛮」。その最もメジャーな食べ方「タルタルソースをかける」という提供の仕方を考案したとされるのが、老舗洋食店「味のおぐら」と言われています。

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宮崎市にある味のおぐらは、1956(昭和31)年創業。長年地域に愛され、そして今や全国区で「チキン南蛮の聖地」として知られ連日行列を作り続けています。が、しかし。数年前、宮崎の知人に連れられこの店を訪れた時に、地元の人の何人かが、名物であるはずの「チキン南蛮(ライス付)」(1010円)ではなく、「チャンポン」(740円)を頼んでいることに気がついたのです!

「チキン南蛮」を次々口に運んで一皿ぺろりと食べた後、知人が筆者に教えてくれたのは、「地元にとっておぐらはチキン南蛮もだけど、ちゃんぽんも人気が高い」という情報。既にお腹いっぱいチキン南蛮で満たされてしまった筆者は、「次回来ることがあれば絶対チャンポンも食べる」と深く胸に刻んでその時店を後にしたのでした。

そして訪れた5年ぶりにおぐらを訪問する機会。「味のおぐら 瀬頭店」でその一皿を堪能してきました。

■昭和感漂うレトロな店内

久しぶりに訪れた「味のおぐら 瀬頭店」は数年前に訪れた時と同じく、昭和的雰囲気のままで迎えてくれました。なんだか懐かしいような。小さい頃親に連れて行ってもらった「レストラン」を思い起こさせる店内です。本来は洋食店なのですが、店の雰囲気はどこかアジアンチック。そんなちぐはぐ感もこのおぐらの魅力の一つだと思っています。



店に到着したのは、混雑するお昼を避けた14時過ぎ。流石に待つことはないだろうと思っていたのですが、なんと10組待ちの状態でした……。名前を書いて待つこと20分。その間、久しぶりにポケモンGOを立ち上げると、お店の場所がポケストップになっていました。ポケストップの説明でも「連日行列が出来ている。」と書かれていました……。

そんなこんなでオレンジのソファーのテーブルにやっと通され、看板メニューの「チキン南蛮」、そして今回の目的「チャンポン」を即注文。
「混雑しているので少しお時間をいただきます」と言われたものの、15分そこらでまずチャンポンから到着しました。

■長年愛される「美味しいもの」

ようやく食べられるこの感動よ!と思いつつまずスープを一口。スープはチャンポンにありがちな白濁系ではなく、一緒に入った野菜や肉からしみ出したうまみをそのまま生かしたうっすら茶色い、優しいスープ。癖は全くありません。どこかで食べた事がある気もするけれど、だからこそ「ほっとする味」。昭和50年代から提供され、長年地元の人に愛され続けている意味が分かったような気がします。


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