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食育絵本「いのちのたべもの」が話題の理由

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数ある食育絵本の中で今注目を集めているのが、こちらでございます。

 

「いのちのたべもの」(文:中川 ひろたか 絵:加藤 休ミ) 出展:http://omusubisha.com/index.html

 

この「いのちのたべもの」、出版されて3か月で重版が決定したとのこと。それもこちらの絵本、大手の出版社ではございません。なんと、食育指導士として活動している新潟は燕市の霜鳥英梨様が、たったひとりで設立した出版社でございます。その名も「おむすび舎」。

 

霧島様は、地元の幼稚園や小学校で食育指導や絵本の読み聞かせをされており、去年、絵本と食育を結びつけてみようと出版社を設立されたとか。その第一冊目の絵本がこの「いのちのたべもの」なのでございます。

 

大手出版社でも3か月で重版はとても珍しいので、まさに快挙でございます。

 

出展:http://omusubisha.com/index.html

 

話題の理由は、これだけではございません。作家が超豪華でございます。

 

まず、作が大人気絵本作家、中川ひろたか様でございます。中川さまは、この作品が223作目とか。とくかく売れっ子でございます。

 

先日、こどもの本専門店「ブックハウスカフェ」さんで開催された、この絵本のトーク&ソングライブ(中川ひろたか・加藤休ミ出演)に参加したのですが、その際に「自分が今死んでも、書き終えて出版待ちの絵本が現在、28作ある。もし、自分の身に何かあっても、遺作が28作も出続けて、いつ死んだかどうかわからない(笑)」と語っておられました。絵本もとってもユニークで、笑えて、心が温かくなるものばかりなのですが、ご本人もそのままの方でした。

 

ライブのオープニングでも、司会者から「中川さんは、写真撮影はNGですか?」と聞かれ、「いいよ。ただし、拡散すること。拡散できない人は撮らないように」とお客様の爆笑を誘っていました。トークもイケてるのでございます。

 

また、作曲家でバンド活動もされている中川様は、教科書にも載っている「世界中のこどもたちが」など、たくさんの子どもの歌も作られております。ライブでも即興でこの絵本に纏わる歌を作曲、ご披露されておりました。

 

 

そんな中川さまが、どうしても説教くさくなる食育の話(霜鳥社長の構想)を、見事にエンターテイメントとして楽しめる物語絵本に昇華されております。さらに!この絵本のすごいのは絵でございます。

 

担当されたのは加藤休ミ様。クレヨンとクレパスを用いた独特の画法と迫力のあるタッチで今注目の絵本作家様でございます。加藤様の絵をみると、これ本当にクレヨンとクレパスで描いたの?と疑いたくなるくらいリアルでございます。特に食べ物の絵は超リアルでございます。

 

是非、肉眼で観て頂きたい!!食べ物を描かせたら間違いなく、今日本一の絵本作家様でございます。

 いのちのたべもの 単行本 – 2017/4/19
amazon.co.jpより

 

そしてもうひとつ。中川様といえば、ダジャレでございます。この作品の中でも登場いたします。

 

子供とその母親の会話で、「…だから、スナックがしばっかり食べていると、おかしな体になっちゃうのよ」「プッ、おかしだけに?」「ちゃかさないの」というシーンがございます。実は、ここの部分、最初はラストに子供のセリフがもうひとつあったそうです。編集者の方から、「ひつこい」という指摘がありカットになったそうです。そのカットされたセリフというのが、「ちゃがし(茶菓子)だけに?」。…いかがでしょうか?

 

小生はあった方がいいと思うのでございます。もし、編集者の方が、この記事をご覧になられる機会がございましたら、再版の際、この「ちゃがしだけに?」の復活、ご一考頂ければと…。

 

長々と書いてまいりましたが、この「いのちのたべもの」は、ただの食育絵本ではございません。食育絵本で、さらに超弱小出版社なのに、3か月で重版でございます。是非、その理由をご自分の目でお確かめくださいませ。

(文:N田N昌)

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