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活版印刷の名刺を作りたい。

活版印刷の名刺を作りたい。

最近、フリーランスで仕事をしている方や個人店を経営している方のなかで、名刺やショップカードを活版印刷で作る方が増えています。

私が「Bird Design Letterpress」と出会ったのも、独立してライターをするにあたって活版印刷の名刺を作っていただいたことがきっかけでした。

田村 瑞穂さん(@mizuhotamura)がシェアした投稿 – 2017 6月 30 2:24午前 PDT

Bird DesignのHPにあるレイアウト例から選んで、注文できる活版印刷名刺(50枚 ¥6,480〜)。こちらはディープレリーフ樹脂凸版で印刷されたもの。自身でデザインしたデータを送ってオーダーすることも可能。

システムエンジニアから
活版印刷の道へ

東京都あきる野市にスタジオを構えるBird Design Letterpress。市倉郁倫さんと淑子さんご夫婦が立ち上げた活版印刷ブランドです。

元々お二人は同じ会社で働いており、郁倫さんはDTPのシステムエンジニア、淑子さんはDTP業務に携わっていました。

「でも、仕事の現場で活版印刷機を目にする機会はなかったんです」

と淑子さん。

そもそもDTPに関わっていたお二人が、なぜ時代に逆行するように活版印刷の道を選ぶことになったのでしょうか。活版印刷の名刺を作りたい。

「DTP業界で十数年働いたあと、一度休憩しようと世界一周旅行に出かけたのです。日本に戻ってから独立して仕事をする際に、妻が活版印刷の名刺を作ってきてくれたことをきっかけに活版印刷を始めました」

と郁倫さん。

郁倫さんはフリーランスとしてWebデザインやプログラム開発をする傍ら、活版印刷の美しさを多くの人に知ってもらうために、活版印刷のデザインも行うようになります。最初は印刷を外注していましたが、地元の印刷会社から使わなくなった活版印刷機を譲り受けたのを機に、自分たちでデザインから印刷までを手がけるようになりました。

2010年、Bird Design Letterpressとしてのスタートです。

理想を実現するための
「新しい活版印刷」

活版印刷の名刺を作りたい。

ディープレリーフ樹脂凸版で活版印刷された寒中見舞い(写真提供:Bird Design)。

もちろん、最初から今のような理想の印刷ができていたわけではありません。だからといって、やみくもに進んできたわけでもありません。郁倫さんは、ブランドを立ち上げてからのことを振り返って言います。

「これまでの過程は、目指したい印刷を実現するためのステップとしての”必然”。理想とする活版の印刷物があって、それを作るためにはどうすればいいかを突き詰めていきました。ディープレリーフ樹脂凸版が必要だとか、活版印刷に適する紙やインクが必要だとか、ひとつひとつトライ&エラーを繰り返して、今に至ったんです」

活版印刷の名刺を作りたい。
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