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将来が不安なら、どこでも稼げる「スキル」を身につければいい――勝率9割の“プロギャンブラー”のぶき氏がこの仕事を選んだワケ

大学卒業後、ギャンブラーとして15年間、世界をさすらいながら生きてきた男がいる。

勝率は神の領域と言われる9割。出入り禁止となったカジノは数知れず。そんな破天荒な人生を生きる男の名はプロギャンブラー・のぶき。ギャンブルで勝ち続けるために必要な思考力、決断力、行動力はそのまま仕事や人生で成功するために必要不可欠な要素だ。事実、のぶきさんの元には様々な企業や学校、団体から就職や転職、ビジネスをテーマとした講演依頼が殺到している。今回は自らの人生を振り返りつつ、そこから得た、仕事や人生で勝ち抜くためのメソッドや人生の岐路に立った時の後悔しないための選択法などをたっぷり語っていただいた。f:id:k_kushida:20170725193702j:plain

のぶき(本名:新井 乃武喜)

1971年、東京都出身。大学卒業後、25歳の時にプロギャンブラーを目指して単身アメリカへ渡り、修行を開始。2年後、無敵のプロギャンブラーとなりラスベガスをはじめとする世界中のカジノを周遊。ギャンブルの世界では神の領域とされる「勝率9割」を達成。ギャンブルだけで生活し続け、15年間で世界6周、今まで訪れた国は82ヵ国におよぶ。現在の主な活動はプロギャンブラー人生で得た経験や生き様を伝える講演や、『日刊SPA!』や『Lifehacker』での記事執筆、メディア出演など。著書に『勝率9割の選択』(総合法令出版)、『ギャンブルだけで世界6周』(幻冬舎)がある。 Facebook ブログ

前回は、友人の反対を振り切り単身アメリカに渡っての修業時代を中心に語っていただきました。今回は、現在の活動と仕事をする上で大切にしていることについて語っていただきます。

金なんて正直どうでもいい

──下世話な話で恐縮なのですが、プロギャンブラーとして相当稼いでいたんですよね? 日本に帰ってきた時、貯金はいくらくらいあったのですか?

それほど持ってなかったですよ(笑)。今もですが。余裕があるのはあんまり好きじゃないんですよ。お金のない危機感が日々の自分を猛ダッシュさせるので。原稿でいうところの締切効果みたいなものです。お金があるほど、目標に向かって突っ走るのが難しくなるものです。だからギャンブルで儲けたお金はすべて自己投資へ遣っていました。外国語の勉強や、旅先をガイドできるレベルまで把握するためには、お金と時間がかかります。そもそも世界を巡るための交通費や宿泊費などに結構お金がかかりますし、その他は例えば芸術や食など、一流のものを体験することに遣ってましたね。一流のものを知ることも世界を知るためには必要不可欠ですから。

──では15年間でギャンブルで稼いだ総額はいくらなんですか?

それもわかりません。いくら稼いだか計算なんてしないんですよ。そこに意味はないので。トータルの数値が気になるのはお金にコントロールされすぎなんです。そもそもお金って自分が生きていく上で必要な分だけ稼げればいいわけじゃないですか。

──でも自分がどれくらい稼いでるかとか、どのくらい貯金があるかとか、把握してないと不安になりませんか?

それはですね、自分にとって本当に必要な金額がわかってないから不安になるんですよ。僕はそれがわかっていて、月々稼ぐべき額を把握しているから全然不安になりません。月の生活費に必要なお金を稼ぐためにするのが仕事です。それ以上を稼いでも、銀行口座に数字が増えるだけ。確かにそれを見たら安心はするでしょうが、金を稼ぐ目的が必要以上の安心感を得るためとなってしまいます。それに意味があるとは僕にはとても思えません。確かに僕は会社員ではないので収入は不安定です。でもありがたいことにご依頼はたくさんいただくし、その気になればどこの会社でも結果を出す自信があります。かかわったボランティアのプロジェクトは、土下座してでも、1分を作るために走ってでも、成功させていますから。そして、本当にお金がなくなったら20万円持ってラスベガスに戻ればいいだけの話ですからね。それで一生暮らせます。まずカジノへ行って1ヵ月で20万を35万にします。生活費を10万として、残りの25万を元手に次の1ヵ月でまた15万勝って40万に、みたく確実にどんどん増やせていけるので不安は全くないんですよ。将来のお金に不安を感じているのであれば、いつでもお金をつくれるスキルを身につけるべきです。お金がなくて不安だと言っている暇あったら、本気で不安解消のために動けばいいだけのことです。

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