体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]

緊急通報の舞台裏へ。『911 Operator』で住民の助けを聴け!

夏真っ盛りである。学校に通う皆さんはちょうど夏休みに入った頃だ。だが、注意してほしい。浮かれてばかりいると、思わぬ事故や事件に遭遇してしまう。

もし、事故や事件に遭遇してしまったら焦らず騒がず緊急通報だ。住民の安全を守るため、プロたちがスタンバイしてくれている。何をおいてもまず通報だ。

今回はそんな緊急通報の裏側を体験できるゲーム『911 Operator』を紹介しよう。
 
image10
 
『911 Operator』はポーランドのインディゲームディベロッパー「Jutsu Games」が開発したシミュレーションゲームだ。ゲーム配信プラットフォーム「Steam」にて1,480円で販売されている。「Jutsu Games」の”Jutsu”は日本語の”術”からつけている。遠い中欧に拠点を置くチームだが、少し親近感が沸く。現在は日本語が追加されており、英語が苦手な方でも遊ぶことができる。

火事喧嘩事故盗難。あらゆるのケースに対応せよ!

『911 Operator』はタイトルの通り、緊急通報のオペレーターとなって街で起こる事故、事件に対応する作品だ

”911”はアメリカやカナダ、その周辺で使われている緊急通報ダイヤルだ。日本とは違い、警察消防救急全ての緊急通報がこの番号一本に集約されている。また、アメリカにおいて911は緊急用ダイヤルであり、緊急性の低い相談には別のダイヤルが用意されている。つまり本作でプレイヤーが対応せねばならない案件は、あらゆる事故や事件であり、なおかつより早い対応を求められる緊急性が高いものばかりということだ
 
image5
 
プレイヤーが行う業務でメインとなるのが通報された事件、事故に対し適切なスタッフを送る配車指示だ。通報はマップに表示され、選択すると通報の詳細が確認できる。青なら警察、赤なら消防、白なら救命とその案件に必要な人員が色分けして表示される。基本、これに従ってチームを送れば問題ない。

だが案件の状況によって、必要になる人員が増えることもある。例えば、犯罪組織の絡む事件で犯人が発砲、銃撃戦になりにケガ人が発生する。となれば、救命スタッフが必要だ。案件の内容を確かめ、危険なケースには事前に多めの人員を送るのが賢明だ。

しかし、スタッフも時間も有限である。一つの案件に多くのチームを派遣すれば、他が手薄になってしまう。緊急度や必要人員を見極めて、ときには手助けが必要ではない通報を無視する判断も重要だ

助けを求める声に耳を傾けろ!緊迫の通話オペレーション

image6
 
スタッフへの指示だけがオペレーターの業務ではない。当然、通報者と通話し対応をせねばならない

通報はいかに案件が立て込んでいようともかかってくる。プレーヤーはこの通話に耳を傾け、必要な情報を聞き出し、適切な対応を行わねばならない。この通話が非常に緊張感があり、気分を盛り上げてくれる。通報者の息遣いに電話向こうの環境音、気分はまさにオペレーターそのものだ
 
image3
 
だが、気分に浸ってばかりはいられない。通報の受話中はスタッフへの移動指示は行えるものの、到着したスタッフがどのような作業を行っているか確認することができないのだ。電話にばかり気を取られていると、全ての処理が滞ってしまう
 
image9
 
当然、いたずら電話もかかってくる。通報者自身で対応可能なトラブルの通報もある。そうした通報は業務の妨げだ。だが、いたずらとしか思えない形で助けを求める通報者もいれば、事態が発展してプロの力が必要となるケースもある。通報者の意図を早く察知し、対応する。プレイヤーの決断力が鍵となる。
 
image8
 
画面上部の時計が全て白くなると1ゲームが終了。通報された案件を上手く処理して地域の安全をしっかり守れれば報酬が入り、地域での評判も高まっていく。

1 2次のページ
もぐらゲームスの記事一覧をみる
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

山寺宏一&高木渉で『ポプテピピック』

GetNews girl / GetNews boy