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流行を取り入れつつ、新たな一面をのぞかせた注目の2曲 / 「OMG」「ハヴァナ」カミラ・カベロ(Song Review)

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流行を取り入れつつ、新たな一面をのぞかせた注目の2曲 / 「OMG」「ハヴァナ」カミラ・カベロ(Song Review)

 2016年12月、突如フィフス・ハーモニーの脱退を発表したカミラ・カベロが、2017年9月22日にソロ・デビュー・アルバム『ザ・ハーティング、ザ・ヒーリング、ザ・ラビング』をリリースする。

 本作からは、今年5月に先行シングル「クライング・イン・ザ・クラブ」がリリースされ、同月にラスベガスで開催された【ビルボード・ミュージック・アワード 2017】で披露したことが、話題を呼んだ。そして、この曲に続くアルバムからの先行曲「OMG」、そして「ハヴァナ」の2曲が、8月3日にスポティファイやiTunesなどで解禁されてた。

 「OMG」は、今年「バッド・アンド・ブージー」が大ヒットした3人組ヒップホップ・トリオ、ミーゴズのクエヴォが、フィーチャリング・ゲストとして参加したナンバー。制作には、人気ポップ・シンガーのチャーリー・XCXと、スウェーデンの女性シンガー・ソングライター、ヌーニー・バオが参加。プロデュースは、ビヨンセやリアーナ、ケイティ・ペリーなどの全米No.1ヒットを生み出した音楽プロダクションチーム、スターゲイトが担当している。

 リアーナをそっくり真似た気だるいボーカルが映える、レゲエの要素を取り込んだ夏らしいナンバーで、クエヴォのラップもいい具合にリラックス効果を生み出している。これまでのカミラの楽曲にはなかったタイプの新しい試みだ。

 そして、もう1曲の「ハヴァナ」は、米アトランタ出身の人気ラッパー、ヤング・サグがゲスト参加した、トラップ・ソング。制作には、ドレイクやザ・ウィークエンドのヒット曲などを手掛ける、ヒットメイカーのスターラと、フロリダ出身の女性シンガー・ソングライター、アリ・タンポジ、それから、フィフス・ハーモニー最大のヒット曲「ワーク・フロム・ホーム」を手掛けた、ブライアン・リーなどがクレジットされている。プロデュースは、おなじみのフランク・デュークスが担当。

 こちらも、どこか南国の雰囲気漂う、ラテンやレゲエを含んだトラップ・バラードで、力強いカミラのボーカルを、良い意味でトーンダウンさせていることが、聴き心地を良くしている。一方、ヤング・サグのラップはパワフルで、対比効果も抜群。2017年の夏は、レゲエやダンスホール、レゲトンなどがブームを巻き起こしているが、2曲共にそういった流行をしっかり取り入れたサウンドに仕上がっている。

 9月にリリースされるデビュー・アルバムには、先行シングル3曲と、以前インタビューで告知していた「アイ・ハブ・クエスチョンズ」という曲が収録される。この曲は、1年ほど前にカミラ自身が書き始めたもので、思い入れのある曲だとコメントしていた。カミラは、2015年にショーン・メンデスとデュエットした「ラスト・サマー」が、米ビルボード・ソング・チャート最高20位、2016年にリリースしたマシン・ガン・ケリーとの「バッド・シングス」が、最高4位を記録する大ヒットを記録したが、この2曲が『ザ・ハーティング、ザ・ヒーリング、ザ・ラビング』に収録される予定は、今のところないようだ。

Text: 本家 一成

◎リリース情報
「OMG」「ハヴァナ」
カミラ・カベロ
2017/8/3 RELEASE

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