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新「人」スタッフは見た -もりねこワークレポートー

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近年「保護猫カフェ」という言葉も市民権を得てきて、保護猫カフェと聞くと、「猫たちと出会える場所」「猫たちと一緒に楽しいひと時を過ごすだけで支援に繋がる場所」と即座にイメージする方も増えているかと思います。その一方で、理由はそれぞれと思いますが「猫は大好き、でも保護猫カフェに行くのは躊躇する」という考えの方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。もりねこスタッフである私も実は後者でした。

今回は特に、興味はあるけどお店に足を運ぶのに躊躇する方へ、もりねこで働き始めて約2ヵ月の私(もりねこコラム担当)が、個人的な経緯や感想も含めながら、当施設についてお話したいと思います。

日向ぼっこをするダージリン。ふわふわの毛並みが魅力的な食いしん坊です。

保護カフェもりねこは2014年1月、盛岡市菜園にオープンしました。自分が住んでいる街にできたことで、私は初めて「保護猫カフェ」という存在を知ったのです。周りの猫好き仲間の間でも話題になりました。

「里親を待っている猫ちゃんたちが出迎えてくれるカフェ。なんて良い場所だろう」というのが率直な感想でした。でも、お店を訪れたことはありませんでした。なぜなら、猫たちに会ってしまったら、絶対連れて帰りたくなるだろうから・・・。当時私は自宅で6匹の猫たちと一緒に暮らしていて、現状の生活ではこれ以上の頭数は飼えないことが分かっていました。そんな私にとってもりねこは、「危険地帯」だったのです。

お店には近づかないけれど、その後もりねこは気になる存在でした。SNSで発信される情報を時々チェックしたり、僅かですが募金をしたり、という関わりをしている中で、求人募集をしていることを知りました。「スタッフとしてなら毎日猫たちに会えるのでは」と思い、求人に応募し、現在に至ります(もちろん応募理由はそれだけではありませんが)。

朝ごはん後、掃除が終わったばかりのケージでくつろぐ猫たち

実際のお店を知らない状態で働き始めて分かったことは、「猫が好きな人や猫を助けたい人がこんなにもたくさんいるなんて!」ということです。当たり前すぎてツッコミやお叱りの声が聞こえそうですが、これはとても大切なことで、もりねこ存続に直結しているのだと毎日気づかされているのです。

もりねこでの日々の作業
猫のお世話の中にはご飯、水替え、トイレ掃除の他、ケージの消毒、掃除機掛け(通常の掃除機と水蒸気の掃除機)などなど、365日毎日行う作業があります。これらはボランティアの皆さまにお手伝いいただいています。週に一度行う大掃除も同様に、たくさんの方々が参加してくださることによって清潔さを保たれています。今の時期は汗だくになりながらの作業が数時間続くのですが、本当に頭が下がる思いです。

そして、多くの皆さまによる金銭、物資の寄付があって成り立っている事実を、スタッフとして目の当たりにすると感謝の念は増すばかりです。猫スタッフ宛にとてもかわいらしいお手紙を添えられていることもあり、応援してくださっていることを実感しています。

チャーミングな尻尾の持ち主、ビゼー。可愛らしい声で「遊ぼう」と誘ってきます。

ご来店いただくお客さまからも、たくさんのエネルギーをいただいています。お客さまの猫を目にした瞬間のワクワクした表情や、猫と触れ合った後のにこやかなお顔、店内のハンドメイド雑貨をじっくり眺めて手に取る優しい眼差しは、こちらまで笑顔になってしまいます。

そしてスタッフも、現在入居している猫たちのストレスをどう減らすか、清潔・健康を保つためにはどうするのが良いかなどを常に探究し、保護猫たちのQOLをより高めるよう努力を続けています。また、不幸な命を出さない社会にしていくためにできることは何かということも常に考え、行動しています。もりねこスタッフになったことで、特別な権限や地位があるわけではない普通の市民が、「みんなで一緒に考えて達成しよう!」という気持ちでこの保護猫カフェを運営していることが分かってきました。

猫たちに会いに気軽にお店にいらしてください、と申し上げつつも、「猫は大好き、でも保護猫カフェ行くのは躊躇する」という皆さまにも安心して見守っていただける存在でいられるよう、これからもスタッフ一同頑張ります!

著者:もりねこ

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