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欲しいタイミングで妊娠できると思ってた。待っていたのは4年にもわたる不妊治療でした

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私が結婚したのは28歳の時。

結婚したらいつか子供をもつのだろうという漠然とした思いはありましたが、当時は「まだいいか」という気持ちで、子づくりを積極的に考えてはいませんでした。

元々子供が苦手な方だったので、育てる自信がなかったのも理由のひとつです。そのため、結婚してからもずっと避妊をしていました。

夫と二人きりの生活は自由気ままで楽しかったけれど、30代半ばになり、だんだんと子供が欲しいと思うようになりました。

自分でも心境の変化に驚きましたが、人間の本能というものだったのかもしれません。

夫と話し合い、妊活を始めました。

「避妊さえやめればすぐに妊娠できるだろう」。

当時の私は、そう思っていました。

しかし、何度タイミングを取っても、一向に妊娠しませんでした。

生理は毎月ちゃんと来ているし、基礎体温もきれいに2層に分かれているのにどうして……?

別件で婦人科を受診する機会があったので、その際に子供を希望していることを相談すると、卵管造影を勧められました。

卵管が詰まっていると受精がうまくいかないため、検査をすることになったのです。

検査は噂に聞いていた通り激痛でした。でも、検査の結果、異常はなくひと安心。

卵管造影後は妊娠しやすいとのことで、タイミング療法を受けつつ挑みましたが、空振りに終わってしまいました。 関連記事:妻の検査は、僕より負担が大きい。頑張り屋の妻が無理しないよう、二人三脚で不妊治療をはじめよう。by shin

それでも、この時はまだまだ楽観的でした。

遅くても来年くらいには、ママになれているよね、なんて。

しかし、タイミング療法では結果が出ないまま月日は流れ、人工授精、そして体外受精へと、不妊治療はどんどんステップアップしていきました。

「今月こそは!」と期待し、生理がきてしまって振り出しに戻る……その繰り返しの生活。何度くじけそうになって、どれだけ泣いたことか。

より正確に排卵日を把握するために排卵検査薬を購入したり、鍼治療に通ったり、漢方を飲んだり、妊娠力を高めるために必死でした。

藁にも縋る思いで、子授けにご利益があるという神社やお寺を巡ったりもしました。

こんなにも自分が妊娠できないとは、思ってもいませんでした。

私がようやく子供を抱けたのは、妊活を始めてから4年後。

年齢は、高齢出産と呼ばれる域に入っていました。

恥ずかしながら私は、妊活に本腰を入れるようになって初めて、妊娠率というものを知りました。

1周期あたりの妊娠率は、健康な男女が排卵日にタイミングを取ってもわずか20%ほどしかないということ。

「避妊をやめればすぐに妊娠できるだろう」などという私の考えは、甘すぎだったのです。

さらに、年齢が上がれば上がるほど妊娠率は下がっていく。

このことを結婚当初に知っていれば、妊活に対する意識が違っていたかもしれない。

もっと若い時から妊活をスタートしていれば、こんなにも苦労せずに済んだのかもしれない。

もしも過去の自分に会えるなら、「今すぐ妊活を始めて!」と伝えたい。子供のいる生活がどれだけ幸せか、あの頃の私に教えてあげたい。

今、私の傍らですやすやと眠る4か月の息子の寝顔を見ながら、そう思うのです。 関連記事: 胚移植の結果は…。KY妊婦と不妊仲魔のマウンティングにやられつつ、私も卒業できるはず by 肉子

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著者:natsu

年齢:30代後半

子どもの年齢:4ヶ月

「育児は大変だけど幸せ」を日々実感中のアラフォーママです。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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