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オリコン2017年上半期 映像ソフトマーケットレポート、総売上金額が前年比91%の1,052億円

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オリコン2017年上半期 映像ソフトマーケットレポート、総売上金額が前年比91%の1,052億円

オリコンは、「2017年上半期 映像ソフト マーケットレポート」を発表した(調査期間:2017年1月16⽇付〜2017年7月10⽇付(2017年1月2⽇〜2017年7月2⽇))。

2017年上半期の映像ソフト市場、⾳楽、アニメ、洋画ジャンル低調でDVD、BD共に前年⽐減で、総売上枚数は1,654.6万枚(同87.5%)、総売上⾦額1,052.0億円(前年同期⽐91.0%)となった。総売上⾦額内訳は、DVD総売上⾦額が493.8億円(同85.8%)、Blu-ray Discが558.2億円(同96.1%)となった。

※以下、売上金額は売上枚数に定価・希望小売価格(税込)を乗じて算出。

1. 2017年上半期 映像ソフト市場全体の概況(市場全体、ジャンル別)

<市場全体概況>
⾳楽、アニメ、洋画ジャンル低調でDVD,BD共に前年⽐減

2017年上半期の映像ソフト市場は、総売上⾦額が前年同期⽐91.0%の1,052.0億円、総売上枚数は同87.5%の1,654.6万枚となった。邦画、邦ドラマジャンルが前年同期⽐⼆桁増と好調な動きを⾒せたが、映像商品の中でも⼤きなシェアを占める⾳楽、アニメ、洋画ジャンルが落ち込み、⾳楽BDこそ同97.7%と微減に留まったものの、それ以外はDVD、Blu-ray Disc共に2桁減となったことで、市場全体も前年を下回る結果となった。

メディア別で⾒ると、DVDは総売上⾦額が前年同期⽐85.8%の493.8億円、総売上枚数が同82.6%の941.1万枚と共に2桁減。またBDは総売上⾦額が同96.1%の558.2億円、総売上枚数が同95.0%の713.6万枚となり、売上⾦額は2009年のBD集計開始以来初、売上枚数は2015年上期の99.0%以来の前年⽐減を記録した。

なお映像ソフトのメディア別売上額構成⽐はDVD:46.9%、BD53.1%となり、上半期実績としては2年連続でBDがDVDの売上額を上回った。

<ジャンル別>
「⾳楽」は大ヒット作増加するも中規模作品減少
「邦画」「邦ドラマ」が前年⽐2桁増の躍進

ジャンル別では、昨年上半期に前年同期⽐15.4%増と2桁成⻑を⽰して市場をけん引、また今期も最も高い構成⽐を記録した⾳楽(構成⽐36.1%)が前年同期⽐86.8%の379.3億円と市場規模を縮小させ全体にも⼤きな影響を与えた。特に⾳楽DVDは同79.7%の211.7億円と、20.3%減を記録した。

今期の⾳楽作品は、DVD、BD合計で56.4億円を売り上げた嵐のライブ映像「ARASHI LIVE TOUR 2016-2017 Are You Happy?」(DVD:27.5億円/BD:28.9億円)や、乃木坂46のライブ映像「4th YEAR BIRTHDAY LIVE 2016.8.28-30 JINGU STADIUM(完全生産限定盤)」(DVD:4.2億円/BD:10.2億円)などのヒットが生まれ、「⾳楽BD」では、売上10億円以上の作品が昨年上半期の1作から今期は2作となり、上位10作品での売上⾦額⽐較は前年同期⽐107.6%となった。

ただし、売上⾦額3億円以上の作品数は昨年上半期の13作から9作、同売上1億円以上の作品は34作から26作と、中堅作品の売上規模は縮小した。また⾳楽DVDでは、上位10作品の前年同期⽐が90.0%となったをはじめ、上位30作では同78.8%、売上⾦額10億円以上の作品数は昨年上半期の6作から4作、同3億円以上の作品数も19作から13作に減少した。また⾳楽に続いて構成⽐の高い邦アニメは、「ユーリ!!! on ICE」や「ラブライブ!」関連作、続く洋画は『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー MovieNEX』や『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』などのヒットはあったものの、売上実績は前年同期⽐2桁減となっている。

その⼀⽅、邦画、邦ドラマはいずれも今期好調。まず邦画は、総売上⾦額で前年同期⽐123.2%の62.6億円と⼤きく伸⻑した。EXILETRIBEメンバーが多数出演し、総合エンタテインメント・プロジェクト「HiGH & LOW」の映画版『HiGH & LOW THE MOVIE』と『〜THE REDRAIN』の2作や、第40回日本アカデミー賞で最優秀作品賞に輝いた「シン・ゴジラ」、ダンス&ボーカルグループ・三代目 J Soul Brothersfrom EXILE TRIBE初のドキュメンタリー映画『Born in the EXILE 〜三代目 J Soul Brothersの奇跡〜』などが好調で、映画DVDは前年同期⽐113.9%の32.4億円、映画BDは同134.9%の30.2億円の売上実績となった。

また、邦ドラマも同130.6%の59.4億円と好調なセールスを上げ、DVDは同118.1%の33.1億円を記録。BDはさらに好調で、同150.7%の26.4億円と売上規模が拡⼤した。けん引作は、国⺠的人気となったTBSドラマ「逃げるは恥だが役に⽴つ」で、DVD(8.0億円)、BD(10.4億円)合計で18.4億円を売り上げた。また、山田孝之主演「勇者ヨシヒコと導かれし七人」(DVD:1.0億円/BD:1.0億円)や乃木坂46主演の「徳山⼤五郎を誰が殺したか?」(DVD:0.3億円/BD:1.0億円)といった作品が好調で、DVDは昨年上半期で0作だった売上1億円突破作品が今期は2作となり、BDでは前年1作から3作に増加した。

2. 2017年上半期 映像ソフト メーカー別売上状況

<メーカー別売上状況>
「HiGH & LOW」関連、ライブ、アニメ作品好調でエイベックス・グループが2年連続上半期1位
「シン・ゴジラ」好調の東宝が12位からTOP10内上昇

ソフトメーカー別売上では、エイベックス・グループが総売上⾦額124.2億円(同74.7%)で、昨年上半期に続き1位となった。

けん引したのは、総合エンタテインメント・プロジェクト「HiGH & LOW」関連のライブ映像や映画作品。また三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEのドキュメンタリー映像、EXILE ATSUSHI、安室奈美恵、AAA、BIGBANGといった人気アーティストのライブ映像に加え、昨年上半期にTVアニメ「おそ松さん」を社会現象となるほどのヒット作にしたアニメジャンルにおいても、フィギュアスケートを題材にしたTVアニメ「ユーリ!!! on ICE」が⼤きな話題となりセールスを伸ばした。

またBDの上半期売上額5位となった「シン・ゴジラ Blu-ray特別版」を筆頭に、関連作が好調に推移した東宝が前年同期⽐189.0%の総売上⾦額37.6億円で昨年上半期の18位から8位に上昇しTOP10入り。ドラマ「逃げるは恥だが役に⽴つ」がヒットしたTBSは同181.7%の総売上額26.9億円で23位から12位に躍進した。

オリコン調べ(oricon.co.jp

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