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「万が一ご主人様が亡くなったら」って。考えたくはないけどやっぱり必要な保険の話 by 吉本ユータヌキ

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「万が一ご主人様が亡くなったら」って。考えたくはないけどやっぱり必要な保険の話 by 吉本ユータヌキ f:id:akasuguedi:20170630103509j:plain

f:id:akasuguedi:20170630103549j:plain 前回のエピソード:個性的にしたいけど、“キラキラネーム”はちょっと…。優柔不断な僕が一番悩んだ「命名」 by 吉本ユータヌキ

保険ショップにて。

「万が一ご主人様が亡くなったら」って10回ぐらい言われました。万が一でもそんなに亡くさないでくれ〜と思う反面、保険とはそういうもの。

結婚するまで保険には全く入ってなかったんです。お金がなくて。そう、お金がなくてって理由だけで入ってなかったんです。

保険に入ることが全てではないけど、『万が一』に備えるための保険であって。万が一になっていたらと、今、考えるとすごく恐い。

結婚してからも正直、家庭に経済的余裕なんてそんなになかったけど、自分たちが必要だと思った保険には妥協せず入りました。

今毎月保険の掛け金がすごい額あるけど、それでも入ろうと思ったのは僕は父親を、妻は母親を50代で亡くしてるから。

僕の父親は心臓が悪く何度か入退院を繰り返していて、僕が20歳になって家を出て行ってから、年に1度会うか会わないかで、顔を合わす度に痩せて老けていく。元々白髪は多い方やったけど、黒染めすらしなくなり、現場仕事をしていてガッチリしていたその身体もやせ細っていくばかり。

昔、怒られる度に頭を叩かれていた。厳しくて恐かったはずの父親の面影はなくなり、気づけば自分の方が大きくなっていた。

そんな父やったけど、あっさり寝たきりになり、そのまま亡くなってしまった。

人が亡くなってしまうのは、当然やけど、自分の家族が亡くなるなんて想像もしてなかった。

いつか自分に子供ができて、父親になり、家族を支える立場になる。もしかしたら家族を置いて亡くなるかもしれない。そんな可能性があることを知っていたから。僕は残された家族の気持ちを知っているから。

お金が全てではないけど、残った家族にはその先の生活がある。 関連エピソード:山積みのビールが姿を消した。知らないことが多すぎて驚いた妊娠中の食事 by 吉本ユータヌキ

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著者:吉本ユータヌキ

年齢:30歳

子どもの年齢:娘1歳

2015年に娘が生まれ、記録として描き始めた育児漫画が2016年から集英社【ふんわりジャンプ】にて“おもち日和”として連載開始し、2017年6月に書籍化。ツイッターでは趣味の音楽・食べることなどのイラストを描き、ブログでは日常漫画を描いています。

【新刊情報】集英社「おもち日和」2017年6月19日発売中

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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