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2020年東京オリンピックに採用された「3人制バスケットボール」って何? 実際に試合を見てきた

国際オリンピック委員会(IOC)は6月9日、スイスのローザンヌで開かれた臨時理事会で、2020年東京オリンピックの新種目に3人制バスケットボールを採用することを決めました。

 ABOVE MAGAZINE 2016-04-15 発売号
Fujisan.co.jpより

 

「3人制バスケットボール」と聞いて、どんな競技なのか、すぐに想像ができた人はいますか? 「バスケというくらいだから、ボールをドリブルしてゴールに入れるアレ?」 おおかた正解です。しかし、実際にゲームを見たことがある人は、少ないのではないでしょうか?

 

たしなむ程度ですが、学生の頃バスケをしていた者として、「これは見なければ!」 と思い、先日大森ベルポートで行われた国内リーグ「3×3 PREMIER.EXE(スリー・バイ・スリー プレミア・ドット・エグゼ)」を観戦してきました。

 

5人制バスケットボールとの違い

①試合時間

5人制・・・10分×4回、計40分

3人制・・・10分1本勝負

※3人制の方は、21点先取すれば10分以内であっても試合終了

 

②得点

5人制・・・1ゴール2点、3ポイントラインの外側からのゴールは3点

3人制・・・1ゴール1点、2ポイントラインの外側からのゴールは2点

※5人制のコートの、3ポイントラインが、3人制では2ポイントラインとなります

 

③コートの広さ

5人制・・・28m×15m

3人制・・・5人制の約半分で、11m×15m

※3人制では、両チームとも1つのゴールポストを使用

 

観戦していて分かった大きな違いは、上記の3点でした。

 

他にも、「ボールを持ったら12秒以内にシュートしなければならない」とか、「監督やコーチがいない」等のルールもあり、そのためオフェンス・ディフェンスの入れ替わりが目まぐるしく、とにかく展開が速いのです。

 

展開の速さとプロレスのような激しさでエキサイティング

さて、試合は、というと、大変盛り上がっておりました! 写真のように、観客席とコートはとても近いので、眼前でプレーが繰り広げられ、迫力満点です! 選手の声や足音、ゴールにボールを叩きこむ音がよく聞こえますし、ゴールが決まった時の、観客の「うおおおおー!」という声や拍手は、さながら音楽ライブのようでした。

 

また、ボールを持ってからチーム内で12秒しかホールドできないので、とにかく展開が速い! その上、コートがコンパクトなので、選手同士の接触も、頻度・パワーともに相当強く、「激しい」という表現がぴったりです。まるでプロレスの試合のような力強いゲームは、もしかしたら5人制よりも、パワーが必要ではないかと思うくらいです。それでも、隙間を縫って切り込むプレーや、華麗なショットには目を奪われました。

 

日本は強いの?

月刊バスケットボール 2017年9月号
Fujisan.co.jpより

 

実際に3×3 PREMIER.EXEの試合を見て感じたのが、「身長が高いことだけが有利なわけではない」ということです。NBAでは身長の高い選手が多く活躍しているので、“そういう競技”なのかと思われがちですが、3人制バスケットボールは、速くて緻密なパス回しや、高速で切り込んでゆく大胆さ、そして正確なショットが、勝利を大きく左右します。事実、国際バスケットボール連盟(FIBA)が発表する日本のランキングは、6月の時点で男子が10位、女子が15位です。世界大会に参加する国と地域が182ある中、かなり上位と言えるでしょう。これは、メダルも狙えるのでは…!?

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