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プロパイロット搭載! 見た目もシャープになった日産 エクストレイル(試乗レポート)

▲日産の人気SUV「エクストレイル」がマイナーチェンジ。セレナで話題を呼んだ「プロパイロット」との相性は?

▲日産の人気SUV「エクストレイル」がマイナーチェンジ。セレナで話題を呼んだ「プロパイロット」との相性は?

ベースの資質が良いモデルの進化は間違いなく“良くなる”

現在、日産の中で最も販売好調なSUVである「エクストレイル」。初代から資質の良いモデルは販売につながるということがよくわかるモデルだ。2代目はキープコンセプトで登場。ガッチリとしたタフな装いを増したデザインに加え、内装の質感も向上させていた。またディーゼルモデルはえらくスポーティで、安定感が抜群であった。

そして2013年に3代目となる現行型が登場。デザインは次世代のクロスオーバーSUVを新たに系統づけるために、スタイリッシュで都会的な見た目に進化した。特徴は「Vモーション」という日産車のテーマを印象づけるような、シンプルかつ大胆なフロントグリルを採用。

その現行型が、2017年6月8日にマイナーチェンジした。発売から10日で5000台の受注とのことで、上々の滑り出しと言えるだろう。

人気車のマイナーチェンジの場合、メーカーは、コストをかけて様々なパーツを設計し採用できる。このエクストレイルも、その良い例だ。

ヘッドライトやテールランプに質感の高い高コストな設計デザインのパーツを採用しているため、明らかに見た目の雰囲気は向上した。次世代のVモーションを予感させるガッチリとしたグリルは力強さを強調するとともに、グリル開口部を大きく見せることで、低く安定感のあるデザインに。バンパー部の形状変更で、コーナーの処理を空気の流れを意識した形状にすることでスポーティな印象も増している。

▲迫力と精悍さを増したエクステリア。ガソリン車もハイブリッド車も完成度は高い。暖色系の新色も追加されカラーバリエーションの幅も広がった

▲迫力と精悍さを増したエクステリア。ガソリン車もハイブリッド車も完成度は高い。暖色系の新色も追加されカラーバリエーションの幅も広がった

プロパイロットとの相性抜群! セレナのときより走行感覚がグンと良くなった

では実際に乗ってみることにしよう。

まずは2Lガソリン仕様の「20X」。Dシェイプとなったステアリングホイールはグリップのフィールも良好で高級感とスポーティな雰囲気を増している。

搭載されるエンジンはアイドリングでも静粛性が高く、資質の良さがうかがえる。試乗会場から一気に急勾配な上り坂を200mほど加速しただけでCVTとのマッチング良さがわかる。そのまま、一般道から高速道路へ。加速時に高まるエンジン音も耳障りではない。

さっそく、セレナでお馴染みの「プロパイロット」の動作を試す。ステアリングのプロパイロットスイッチを押し、スタンバイOKを確認しセットスイッチで車速を設定すれば、プロパイロット走行が開始される。初搭載されたセレナのときよりも、ステアリングの操舵修正が大らかになった。正直言って、セレナより相性は良いと感じる。

元々直進性が良くステリングフィールもリニアで良好なエクストレイル。それだけにプロパイロットとの相性が良いのだと感じた。前方の走行車がなくなり、自動で加速するときは、もう少しエンジンパワーがあるとさらにスムーズさが増すだろう。

▲プロパイロットの操作はカンタン。高速道路で積極的に利用すれば長距離移動もグンとラクになる

▲プロパイロットの操作はカンタン。高速道路で積極的に利用すれば長距離移動もグンとラクになる

続いてハイブリッド車の「20X HYBRID」。

ガソリン車との車体の違いでは、駆動用バッテリーをラゲージ下に搭載していることで、リアのボディ剛性に一役買っている印象がある。凸凹路面での落ち着いた挙動は、バッテリー重量によるバネ上の重みが一役買っている。特にリアシートに乗車している人にはわかりやすい差だろう。しかし細かな凸凹が連続的にある路面では、サスペンションの追従性はやや低下し重量によるネガも生じる。

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