体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]

【きものの学校】結城紬の産地で制作現場へ訪問。見て・触れて・体感できる「きものの学校特別講座」を開催

「結城紬(ゆうきつむぎ)」は紬の着物の中で最高峰と呼ばれる絹織物ですが、実際にどこでどのように作られているのか?ご覧になった方は少ないのではないでしょうか。

結城紬とは

国の重要無形文化財に指定され、ユネスコの無形文化遺産にもなった日本を代表する紬、結城紬(ゆうきつむぎ)。手つむぎで真綿から紡いだ糸を地機と呼ばれる機で織っていく織物です。

結城紬の肌触りや着心地は、人間(ひと)の「温もり」を感じさせてくれます。
それは、真綿に触れた事のある方なら解るはずです。
自然と笑みが溢れ出てくるように、忘れかけていた優しい心を彷彿させてくれる。
自然のもたらす「素材」と、古来から受け継がれた人の「技」による贅を尽くした絹の織物です。

引用:龍田屋公式ホームページより

20217372_1474133272662657_1309898223_n

今回、この結城紬の産地へ直接赴き、ナマの制作現場で、結城紬を見て・触れて・感じていただく「きものの学校特別講座 結城紬産地見学」を開催します。

 

結城紬の制作現場で直接触れて感じて体感できる 結城紬産地見学

今回、この企画にご協力くださるのは、創業文久三年の結城紬の織元「結城・龍田屋」さまです。

 

結城紬の基本を知る事前講座

そもそも紬って何?結城紬って?という方からでも分かりやすく学んで頂けるよう、紬がどんなものなのか?結城紬と他の紬はどう違うのかなど、事前に講義します。そして、その後の見学に際して見学ポイントもお伝えします。また実際の結城紬の反物も結城・龍田屋さんにご準備いただき、生で見たり触れたりすることができます。

 

見学工程は3つ 整理屋さん、染め屋さん、機屋さん

結城紬の製作工程は10以上あり、それぞれ分業制で行われています。

今回見学をするのは、本場結城紬と呼ばれる、紬のなかでも最高峰と言われるものを制作している現場です。すべて手作業で作られたほんとうに軽くてあたたかい優しい紬です。組合の厳しい検査を合格してつけられる証紙は本物の証。

この本場結城紬は縦糸も緯糸もすべて手紡ぎの真綿糸で作られます。
この糸が本場結城紬の最大の特徴で、その製作工程すべてに関わってきます。

 

糊を落とし生地の歪みを整える「整理屋さん」

20270186_1474132809329370_535171421_n

本場結城紬は、そのままでは機織ができないほど真綿で作られた繊細な布なので、
織る前に糸に糊をつけて糸を守ります。

「『結城紬は軽くて暖かくてやわらない』と聞いていたのに、店舗で触った反物は硬かった」

という経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか。

実はその反物は布を守るために落とされなかった「糊」がついた状態。
その糊を落として、結城紬本来の風合いにするのが「整理屋さん」です。

糊を落とした反物を屋外に干していくのですが、その時に布の歪みも一緒に取っていきます。
一瞬で歪みを判断し、あっという間に布を張っていく情景がご覧になれると思います。
実際に布を張るのに使用している「伸子(しんし)」という道具もご覧いただけます。

 

※天候によっては作業が行われない場合もあります。

 

糸を染める「染屋さん」

20292354_1474132802662704_1375407943_n
1 2次のページ
趣通信の記事一覧をみる
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。