今や大人気だけど…「ULTRA JAPAN」開催までの経緯

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今や大人気だけど…「ULTRA JAPAN」開催までの経緯
J-WAVEで放送中の番組「GOLD RUSH」(ナビゲーター:渡部建)のワンコーナー「MEET UP」。7月21日(金)のオンエアでは、映画監督・俳優・「ULTRA JAPAN」クリエイティブディレクターなど、マルチなスタイルで活動する小橋賢児さんをゲストにお迎えしました。

2014年にスタートした「ULTRA JAPAN」。昨年は3日間でなんと12万人を動員する人気音楽フェスです。そんな「ULTRA JAPAN」を日本に上陸させた立役者が小橋さんなのですが、そもそも、どういう思いから日本で開催しようと思われたのでしょうか?

小橋さんは27歳の時に俳優を休業し、語学留学でアメリカへ渡ったそう。現地で友達を作り、車でアメリカを横断していた際に、たまたまゴールだったマイアミで、世界中のDJやレコード会社の人が集まり、そこら中でパーティーやカンファレンスをやっていたのだとか。その中で巨大な「ULTRA」というフェスを知ります。

小橋さんは「今でこそ日本でも文化がやっと追いついてきて、クラブに行くのが当たり前になっていますけど、当時、俳優でクラブに行くっていったら悪いイメージだった」と言います。しかし、かたやアメリカでは小橋さんと同じ年くらいの世代や、それより若い世代が、青空の下で巨大なステージを前に、最先端のテクノロジーを用いた映像や光の中で本当に楽しそうに踊っていて、世界中の人たちと繋がっている姿を目の当たりにし、「なんだこの日本との差は! そして自分との差は!」と衝撃を受けたのだとか。

その後、人が集まれる場、感覚を変える場作りをしたいと思い、まずは自分の誕生日をイベント化することからスタート。延長線上でイベントを開催していったのだと言います。

最初は「ULTRA KOREA」から「ULTRA」に関わり始めた小橋さん。初年度は韓国のオリンピックスタジアムで行われ、10万人以上の人が訪れたのですが、その中の半分くらいの人が普段はクラブ・ミュージックやダンス・ミュージックを聴いていない層の人たちだったそうで、その楽しんでいる姿を見て、日本でも「ULTRA」を開催したいと思ったのだとか。

しかし、当時は周囲やネットからは「絶対に日本ではムリ」と言われたそう。それでも小橋さんは「この時代に東京のど真ん中で『ULTRA』が起きる奇跡は、自分の人生の奇跡にも繋がるのでは」という熱い思いで見事実現しました。

今年もその「ULTRA JAPAN」がお台場特設会場にて、9月16日(土)、17日(日)、18日(月・祝)3日間に渡って開催されます。今年の見所はライブステージの新設! 世間的には「ULTRA」はEDMのフェスというイメージがありますが、本国のアメリカでは常に新しいステージで新しい音楽を発信しています。

「時代とともにメインステージの音楽だって変わっていくわけです。やっぱりフェスティバルですから、いろんな音楽だったりいろんなスタイルに出会える場なんです」(小橋さん)

今年はさらに進化した「ULTRA JAPAN」が楽しめそうですね! 現在、発表されているアーティストは、The Chainsmokers、Carl Cox、Hardwell、Kygo、Steve Aoki、Tiëstoなど。さらに近日中には、とんでもないアーティストが発表されるかも!? 開催まではHPのチェックも欠かせませんね!

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「GOLD RUSH」
放送日時:毎週金曜 16時30分−20時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/goldrush/

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