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世界遺産の街、ゴスラー。まだ知らなかったドイツに出会えるミステリアスな街

地域ごとに多彩な表情を見せてくれるドイツには、日本では知られていない個性あふれる街がまだまだたくさんあります。

そのひとつが、ハルツ地方の小さな世界遺産の街、ゴスラー。銀色に輝く独特の街並みは、私たちが「ドイツ」と聞いて思い浮かべる風景と、ひと味もふた味も違っています。

まだ知らなかったドイツに出会える街、ゴスラーの魅力にせまります。

銀の採掘で栄華を極めたゴスラー

日本人が知らない、銀色に輝くミステリアスなドイツの世界遺産の街・ゴスラー
(C) Haruna Akamatsu

ゴスラーは、「ハルツ地方」と呼ばれる、ドイツのほぼ中央よりもやや北の山間部に位置する小さな街。そんな山あいの小さな街が、一時はドイツ、ひいてはヨーロッパの歴史の中心に躍り出たのです。

その理由は銀鉱山にありました。ゴスラーは968年に始まったハルツ山麓の銀鉱の採掘にともなって発展し、1050年には神聖ローマ皇帝ハインリヒ3世が居城を建設。11~13世紀にかけて、ゴスラーの街でたびたび帝国議会が開かれました。

日本人が知らない、銀色に輝くミステリアスなドイツの世界遺産の街・ゴスラー
(C) Haruna Akamatsu

13世紀にはハンザ同盟に加入し、商人たちはイギリスはフランスといった外国にも商売の手を広げていきました。ゴスラー近郊の銀鉱山が最も繁栄したのは1500年ごろのこと。その時代に、現在も残る華麗な装飾が施された木組みの家々が生まれたのです。

銀色に輝く美しい街並み

日本人が知らない、銀色に輝くミステリアスなドイツの世界遺産の街・ゴスラー
(C) Haruna Akamatsu

これまで見たことがないような、ゴスラー独自の風景を生み出しているのが、銀色に輝く建物の数々。ゴスラーの旧市街に残る建物の3分の2は1850年以前に建てられたもので、その多くが木組みの建物です。

日本人が知らない、銀色に輝くミステリアスなドイツの世界遺産の街・ゴスラー
(C) Haruna Akamatsu

豪華な装飾が施された家々は、かつてのゴスラーの富を物語っているだけでなく、どこか幻想的な雰囲気をも醸し出しています。

ハルツの山は古くから神秘的な山、とりわけ中世の時代には魔女が棲む山とされていました。この街のやや現実離れしたような雰囲気には、そんな背景も関係しているのかもしれません。

次は街の中心・マルクト広場へ向かってみましょう。

街の中心・マルクト広場

日本人が知らない、銀色に輝くミステリアスなドイツの世界遺産の街・ゴスラー
(C) Haruna Akamatsu

ゴスラーの中心が、マルクト広場。15世紀に建てられたゴシック様式の市庁舎や、現在はホテルとして営業しているギルド会館のカイザーヴォールトをはじめ、ゴスラーを代表する壮麗な歴史的建造物が並んでいます。

日本人が知らない、銀色に輝くミステリアスなドイツの世界遺産の街・ゴスラー
(C) Haruna Akamatsu

広場の中央にある噴水の上に立つ黄金色の「帝国の鷲」はゴスラーのシンボル。広場の敷石は、この鷲を中心にして放射状に広がっています。

日本人が知らない、銀色に輝くミステリアスなドイツの世界遺産の街・ゴスラー
(C) Haruna Akamatsu

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