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堂本剛さんを襲った“突発性難聴” 30代でも発症しやすいタイプとは?

堂本剛さんを襲った“突発性難聴” 30代でも発症しやすいタイプとは?
2017年6月27日、KinKi Kidsの堂本剛さんが突発性難聴のため都内の病院に入院され、7月4日に退院されました。

しかし未だ完治はしておらず、7月15日から行われる20周年公演も映像のみでの出演が決まりました。(参考)

30代の男性でも発症してしまう突発性難聴とはどのような病気なのでしょうか。

耳鼻咽喉科の岡田先生に、突発性難聴の原因・症状・治療内容はもちろん、発症リスクが分かるセルフチェックも教えていただきました。

突発性難聴とは

男性の突発性難聴
突然に発症する難聴であり、診断基準では「隣接する3周波(例えば、250Hz、500Hz、1000Hzなど)数域で30dB以上の感音難聴が3日以内に生じたもの」とされます。

好発年齢

小児〜高齢者までのどの年代でも発症しますが、好発年齢は
30~60歳代で、特に
50歳代が多い傾向にあります。

男女差や左右差はなく、通常は片側性ですが、ごく稀に両側に発症する方もいます。

突発性難聴の原因

内耳の仕組み
特定の原因が判明せず、原因が不明または不確実なものと定義されています。原因が明らかなものは、突発性難聴の診断からは除外されます。

これまでの研究により、内耳の循環障害やウイルスによる内耳炎が最も有力な原因とされています。

突発性難聴の症状

突発性難聴の症状
突然の難聴とそれに前後する耳鳴、耳閉塞感が生じます。

突然発症して症状が完成するという点がポイントで、発症したときに何をしていたか明確に覚えている方が多いです。

また、吐き気、嘔吐を伴うめまい(ぐるぐるした回転性、ふわふわした不動性)が出ます。

突発性難聴の治療内容

聴力検査

検査内容

問診、標準純音聴力検査、場合によってティンパノグラムや耳音響反射検査、頭部MRI検査

治療内容

初回治療としてステロイド投与が基本となりますが、場合によって診断3カ月以内の高気圧治療を行ったり、初回治療で不完全な回復の症例には鼓室内ステロイド投与の治療を行うこともあります。

処方される薬

内服治療として、一般的に循環改善・血管拡張薬が処方されます。

しかし、残念ながら、これについては現在のところ、治療効果は証明されていません。

治療期間

およそ数カ月で聴力は固定(それ以上回復しない)されることが多いのが実際ですが、半年〜1年ほど内服を続ける場合もあります。

突発性難聴で入院するケース

入院
■ 高度の突発性難聴でめまいを伴い、動けなくなっている場合

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