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日本では考えられない?? 海外のおトイレ問題を解決するIoT秘策とは?

エンタメ

トイレ×IoTといえば、最近KDDIがトイレの空室管理と節水管理ソリューションを発表している。IoTでトイレの空き状況を事前に知ることができれば、「ようやくたどりついたトイレの個室に入れない」という事態を防ぐことができる。

しかし無事に個室に入れたところで、もうひとつ、重大な問題がある。そう、「紙」だ。便座に腰を下ろしてほっとしたところで、トイレットペーパーホルダーに紙がなかった時の絶望感といったら半端じゃない。もっとも日本のトイレの場合は「予備ロール」が完備されている場所も多く、致命的な事態に陥ることはそれほど多くない。しかし海外に目を向けると、トイレットペーパーは、「余分に置いておくと盗まれる」物資の代表格だ。個室の中に新品のトイレットペーパーが山積みになっていると、1つくらい持ち帰ってもいいんじゃないかと思うならず者が多いのだろう。

顔認識でペーパーの無駄遣いを防止!?

トイレットペーパー盗難防止のために、北京では、公衆トイレに顔認識技術を導入した。カメラに顔を向けると、機械からトイレットペーパーが、スルスルと70センチほど出てくる。マシンが顔認識で同一人物と見なした場合、9分間は出てこない。この対策のおかげでトイレットペーパーが節約できるようになったことからトイレットペーパーの予備が必要なくなり、消費量が激減したという。

だけどいくら盗難防止のためとはいえ、トイレに顔認識なんてプライバシー侵害にもほどがある。もっとスマートで冴えたやり方が、世界のハードウェア・ハッカーが集まるコミュニティー、Hacksterに登場した。

スマートなペーパーハックが登場

本拠地をサンフランシスコにおくHackster社には、便利そうなホーム・オートメーションやウエアラブルから、遊び心でいっぱいのガジェットまで、いろいろな「作品」(プロジェクト)が集まっている。「ウェブ・インタフェースによるトイレットペーパーのリアルタイム・モニタリング」は、トイレットペーパーの減り具合を、リアルタイムで監視することができるというガジェットだ。

北京の公園でなくても、世界中の大きなビルのトイレには、あまり予備を置いていない。そこで、トイレットペーパーホルダーの近くに距離センサーを設置し、カメラからロールまでの距離を測って、紙の減り具合を算出。「どのくらい紙が残っているか」をスマホからリアルタイムにチェックできる。映像を撮影するカメラがトイレの個室に設置されるのは困るが、距離センサーなら誰がいつ個室に入ったかがどこかに記録されることはなく、プライバシーは守られる。

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