体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]

愛すべき昭和家電を、「マイクロボットプッシュ」で“スマート家電化”してみる実験

IoTが浸透し、身近になった「スマート家電」。テレビやオーディオをはじめ、空調設備やホームセキュリティーまで、あらゆるものがスマートフォンなどで簡単に操作できる時代になった。

ただ、すべての家電をスマート化するには、使い慣れた家電を対応機種に買い換える必要がある。昭和家電のアナログデザインを愛して止まない筆者としては、なんとか昭和家電が持つアジと、最先端科学の便利さをいいとこ取りできないかと、日々頭を悩ませている。

そして世の中にはどうやら筆者と同じような思いをしている人がいるらしい。Naran社が開発した「マイクロボットプッシュ」は、既存の電化製品をスマート化してくれるという超小型指ロボットなのだ。Bluetoothでペアリングした本体をスマホで操作することで、人の代わりに物理ボタンを押してくれるのだ。

機能は「人の代わりにボタンを押す」だけ。しかし、このロボットはアイデア次第でさまざまなところで活躍しそうな予感がする。

ボタンの位置に貼りつけるだけの簡単操作

まず、このマイクロボットプッシュの使い方はこうだ。

使い方はいたってシンプルで、専用アプリ「MicroBot」をダウンロードし、スマホとペアリングした本体を、付属の台で高さを調節して両面テープで貼り付けるだけ。あとはボタンやスイッチを押したいときにスマホ画面上のボタンをタップすれば、本体からニューっと押し棒が出てきて、人の代わりにボタンを押してくれるというわけだ。


左/オフの状態 右/オンの状態

たとえば、オンオフが面倒な電気のスイッチや給湯器の操作パネルをはじめ、天井など手が届かないところに常設されている機械の電源ボタンなど、便利な使い方はたくさんある。別売りのプロタ(ハブデバイス)を使えば、Bluetooth圏外からでも操作することができるので、帰宅前にリビングや玄関の電気つけておくことや、エアコンを入れておくこともできる。


天井などに常設されているプロジェクターなどもスマホから操作が可能

アプリは10台までペアリングすることができるので、本体をいくつか所有して、ここぞという場所に貼り付けスマート化しておくのもいいだろう。作動タイマーも設定できるため、時間を調節して家電を動かせばなお便利だ。

このマイクロボットプッシュを上手く活用して、愛すべき昭和家電たちをスマート化したい! そしてもっと便利に使ってみたい! そんなわけでいろいろと試してみることにした。

フハハハハ! お前もスマート家電にしてやろうか!

さて、昭和家電はどれだけ“スマート”な変貌を遂げたのか? 特に親和性の高かった事例を紹介していこう。

■インスタントカメラ(2003年発売モデル)

まず試してみたのはインスタントカメラ。90年代前半から00年初頭にかけ、最盛期には世界で1億本も売れたといわれている、大ヒット商品だ。デジタルカメラやスマホが登場するまでは、皆このカメラを持ち歩いて写真を撮っていたものだ。

1 2 3 4次のページ
TIME & SPACEの記事一覧をみる
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。