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そろそろ「プレッシャーに弱い人」というレッテル、剥がしたくない?

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「資格の大原」でおなじみ、大原学園で講師を務めた経験をお持ちで、『30代で人生を逆転させる1日30分勉強法』著者でもある石川和男さんに、失敗しない社会人の勉強法、特に今回は「「プレッシャーに弱い自分」と決別するための試験前の心得」について教えていただきます。“ここぞ”というときに、試してみてはいかがでしょうか。

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あなたや、あなたの大切な人が試験を受ける機会があれば、以下の「4つのメッセージ」を試験会場で読んでみて下さい。試験前に注意点を再確認することで気分を落ち着かせることができます。

1.満点を取る必要はない。60点を取れば良い。4割は間違えてもいい!

2.難しい問題は誰も解けない。自分ができない問題は他の人もできない!

3.完璧を求めるな。合格点を狙え。時間配分に気を付けろ!

4.やっていない問題が出ても試験中に後悔するな!

満点を取る必要はない。60点を取れば良い。4割は間違えてもいい!

受験生が一番に勘違いしていること。それは、試験は満点を取らなければならないと思っていることです。

たとえ思っていなくても完璧に解こうと考えてしまいます。満点を取る必要は無いのです。

どういうことかというと、合格点を取れれば良いのです。合格点が60点の試験なら60点。4割の40点は間違えても良いのです。例えば、簿記試験であれば、合格ラインが70点の場合は、70点。3割の30点は取れなくても良いのです。第1問目で解けなくても、たかが2~4点。まだ26~28点も間違えられるのです。

一つ目のメッセージは、「難しい箇所に固執しないで次に進もう」です。

難しい問題は誰も解けない。自分ができない問題は他の人もできない!

簿記系の試験なら、パチパチぱちぱちと凄いスピードでたたく電卓の音。法律系の試験なら、カリカリがりがり凄い勢いで理論問題に解答する鉛筆の音。この音を聞いていると自分以外の受験生は皆できると思い込んでしまいます。でも安心して下さい。意外と皆さん出来ていないのです。電卓をたたくスピードが速い人は2回たたくので、1回で正確にたたく人と計算時間は結局一緒になります。むしろ2回たたいて合っていなければ3回たたくことになり、結果1回で正確にたたく人より問題を解答するのが遅くなるケースもあります。

いきなり理論や論文を書きはじめる人は素読みをしていません。素早く書いてもキーとなる言葉が入っていない長い文章では配点がきません。闇雲に文章を書き続けるよりも、たとえ短い文章でもキーワードが入っていることで高得点を狙えることができるのです。

あなたは毎日毎日、合格点を取れるように頑張ってきました。そんなあなたが分からない問題が出たら皆分かりません。自分ができない問題は他の人もできないことが多いものです。

二つ目のメッセージは、「たとえ分からない問題が出題されても、どうせ誰も解けないのだから合否に関係ない。安心して次に進もう」です。

完璧を求めるな。合格点を狙え。時間配分に気を付けろ!

資格試験と学校教育の試験とでは、決定的に違うところがあります。資格試験は合格点を取れば良いのに対して、学校教育での試験では100点に近づくよう1点でも多く取ろうとする試験です。長年、後者である学校教育の試験に慣れている人は、つい完璧を求めます。重箱の隅をつつくように最終値を求めたり、分かるまで時間をかけてチャレンジしたりします。分かるまで考え抜くのは仕事では重要なことです。難易度の高い問題にチャレンジすることは人生で大切です。しかし試験には制限時間があります。時間配分を間違えると合格点に達する実力がある方でも、力を出し切れずに終わります。

三つ目のメッセージは、「難しい問題には撤退する勇気も必要です。合格点と時間との兼ね合いを考えて、次に進もう」です。

やっていない問題が出ても試験中に後悔するな!

やっていない問題が出題されたら、やっておけば良かったと後悔するのが普通です。「あ~あのとき、もう一問解いておけば、この問題が出たのに」、「どっちをやるか迷って、やってない方が出てしまった」、「あの日休まないでやれば……」。試験では後悔がつきものです。しかし試験時間中には後悔しない。これを強く誓って下さい。

試験時間は限られています。“懺悔の時間”は試験が終わってから好きなだけしてください。今は目の前の問題に集中する。解ける問題を探して解いていく。4割解けなくても受かるのです。

四つ目のメッセージは、「やってない問題が出ても試験中に後悔するな」です。

最高のパフォーマンスで試験に挑もう!

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100%の知識を備えているのに不合格の人がいます。

一方、80%の知識しかないのに合格する人もいます。

その違いは何か?「試験中のメンタル」面にあるのです。

どれだけ合格レベルに達している人でも、試験会場の雰囲気にのまれ、完璧主義で満点を目指し、試験中にやっていなかった問題が出て後悔していては、パフォーマンスが発揮できず残念な結果に終わってしまう場合があります。

100%の知識があっても半分(50%)しか出せなければ50点。

80%の知識しかなくても90%の力が出せれば72点なのです。

試験前は、これら4つのメッセージを思い出していただき、会場や周囲の“雰囲気”に惑わされないでください。

せっかく合格するために頑張ってきたのだから、その頑張りを無駄にしないように最高のパフォーマンスで試験に挑みましょう!

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f:id:asukodaiary:20170309141602j:plain【プロフィール】石川和男(いしかわ・かずお)建設会社総務部長、大学、専門学校講師、セミナー講師、税理士と、5つの仕事を掛け持ちするスーパーサラリーマン。大学卒業後、建設会社に入社。管理職就任時には、部下に仕事を任せられない、優先順位がつけられない、スケジュール管理ができない、ダメ上司。一念発起し、ビジネス書を年100冊読み、月1回セミナーを受講。良いコンテンツを取り入れ実践することで、リーダー論を確立し、同時に残業ゼロも実現。建設会社ではプレイングマネージャー、専門学校では年下の上司の下で働き、税理士業務では多くの経営者と仕事をし、セミナーでは「時間管理」や「リーダーシップ力」の講師をすることで、仕事が速いリーダーの研究を日々続けている。

『仕事が「速いリーダー」と「遅いリーダー」の習慣』(明日香出版社)は16刷中ほか、勉強法、時間術など3冊のビジネス書を出版している。

石川和男 公式サイト http://ishikawa-kazuo.com

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