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UNCHAIN、ツアーファイナルで恒例のホール・ライヴ開催発表 今年は内容の違う2デイズに

UNCHAIN、ツアーファイナルで恒例のホール・ライヴ開催発表 今年は内容の違う2デイズに

UNCHAINが7月9日、全国8会場を巡ったライヴツアー「from Zero to “F” Release Tour 2017」のファイナル公演を東京・渋谷WWW Xで開催した。

通算9枚目となるオリジナル・アルバム「from Zero to “F”」を引っ提げ、約1ヶ月かけて全国8会場を巡った今回のツアー。初日にはリリース前にアルバム全曲を曲順に演奏するという初の試みを成功させ、その後のツアーでは各会場で世代問わず初めて彼らのライヴに足を運んだ観客も増えてきており、ニュー・アルバムの手応えを着実に掴み、臨んだ今回のファイナル。バンドにとっては初の会場だが、既に開演30分前には観客で埋まり熱気に包まれていた。

ほぼ予定時刻に客電が落ち、いつものように「Kids Return」のテーマにのってメンバーが登場。谷川正憲(Vo,Gt)がサンプラーを鳴らし、ジャズ・ファンク風のセッションがスタート。会場を温めた後「おまたせ渋谷!UNCHAINスタートします」と谷川の掛け声でアルバムの1曲目を飾る「Fresher」のイントロが流れる。ブリティッシュ・ファンクやAORの香りも漂う、都会的なサウンドと感情豊かな表現が絶妙に絡みあったナンバーで、いきなりダンスフロアへと模様を変える。そのままノン・ストップで「You Over You」「make it glow」普段のライヴなら終盤で披露するキラーチューンがまさかの冒頭に演奏され、会場のヴォルテージも一気に上昇する。

「今日は“21年間で最高傑作が出来ちゃったツアー”へようこそ!そんな最高のアルバムからどんどんやっていきたいと思います」谷川のMCをきっかけに鬼束ちひろが作詞を担当した「甘い晩餐」、吉田昇吾(Dr)の作詞による「Flowered」、そして「Dangerous」ではMVの世界を再現したような妖艶でヴィヴィッドな照明が降り注ぐ中、終盤に谷川がエモーショナルなギターソロを披露。次は”ゾンビ振付け”による「Walkin’ Dead」とニュー・アルバムからのナンバーを次々と演奏して、「Get Ready」へ。

「今年は21年目、みんなと長い付き合いになったけど、音楽を通して分かり合えるっていいことだなって。“音楽のチカラ”だなって」そう語った谷川が人とのつながりについて歌った「You & I」ソウルフルでスウィートな歌声が会場を包み込む。その後は「Quarter」「Precious」と初期の代表ナンバーが顔を揃え、バンドもオーディエンスも当時にタイムスリップしたように喜びを身体中で表現。「最高だよな?」満面の笑顔で谷浩彰(B)がオーディエンスに問いかける。

谷川がアコースティックギターに持ち替えて「Sunday Morning」のんびりドライブしながら聴きたくなる爽快なナンバーに続いて「What You Want」ツアー初日以上の大合唱のコール&レスポンスが起こり、そのまま「Sing Out Love」へ。

ここから恒例の佐藤によるグッズ紹介、メンバー紹介。今回は通常のセッションに合わせて後半「丸の内サディスティック」のフレーズが突然飛び出し、それを観客と合唱するという嬉しいハプニングで会場には笑顔がこぼれた。

ライヴも終盤に差し掛かり、アップテンポなダンス・ナンバーで畳み掛ける。まずは「Underground Love」この夏ぴったりのディスコサウンドに続いて「Spin My Head」で拳を高く突き上げ「Don’t Stop the Music」へ。キラキラと鮮やかな照明が輝く中、それぞれのスタイルで自由に楽しみながらビートのシャワーを浴びるオーディエンス。

そしてUNCHAINからファンへのメッセージが込められた「Back To Zero」手を高く突き上げ、一緒に歌うオーディエンス。会場のヴォルテージが最高点に達したところで本編が終了。

アンコールの手拍子の中、谷を除くメンバー3名がステージに登場、谷川が「重大発表します。ホール・ライヴ、今年もやります!し・か・も!…2デイズ!!」昨年アニバーサリーライヴを開催した日本橋三井ホールで今年は12月1日、2日の2日間に渡ってスペシャルライヴを開催する。「内容はもう決まっていて1日目はアコースティック&カヴァー、2日目はウィズ・スペシャル・ビッグ・バンドと題しまして、スペシャルなメンバーを集めて開催しますんで、よろしくお願いします」このサプライズに大きな歓声と拍手が起こる。

満を持して自作のベース〈ブラックスター〉を抱えた谷がステージに現れて、ツアーを無事完走できた喜びをベースをかき鳴らし、本能むき出しに表現。そのまま谷の作詞による疾走感あふれるナンバー「So Good, So Good」、そして谷川が「今日は渋谷がナンバー1でした。ありがとう!」ラストナンバー「Number-One」でツアーファイナルを締めくくった。

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