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週末のひとり台湾。食べて、笑って、人が好きになった

上京して7年。

はじめは寂しさを感じていたひとりの時間が、いつの間にかラクだと感じるようになった。

とにかく誰にも邪魔されず、ひとりになれるところへ行きたい──。

そんな気持ちが高まって、ひとり旅に出ることにした。

ノープランでひとり旅。台湾・高雄へ行ってきた

行き先は台湾・高雄。

まだ行ったことがなかったし、週末を使って行ける距離、言葉が通じないところ。ひとりを感じるにはぴったりの場所が、高雄だった。

はじめての台湾、はじめての海外ひとり旅…。だけど、見事にノープラン。

「スマホとパスポートがあれば、どうにかなるでしょ」って軽い気持ちで家を出たけど、空港に着いたら少し不安になってきた。

そんなときにグローバルWiFiの受け取りカウンターで見つけたのが、音声翻訳デバイスの「ili(イリー)」。

イリーはボタンを押しながら話しかけると、言葉を翻訳してくれるという便利な機械。

必要最低限の会話はできたほうがいいかも…と、Wi-Fiと一緒にレンタルすることにした。海外ひとり旅は、できるだけ安心材料を多く持っていたいというのが本音でもある。

朝ごはんでしあわせになれた。高雄で人気の「果貿來來豆漿」

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台湾に降り立つと、梅雨の真っ只中。まるでサウナのような熱気が、私を歓迎してくれた。

ふと、台湾へ旅行したという友だちが話していた、台湾の朝ごはん事情を思い出す。台湾では、朝ごはんは外で食べるのが基本で、ほとんど家では食べないのだそう。

郷に入れば郷に従え。さっそく朝ごはんを食べに出かけることにした。

向かったのは、高雄でも人気の朝ごはん屋さん「果貿來來豆漿(ガォマォライライトウジャン)」。

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休日の朝7時という早い時間にもかかわらず、お店は地元の人でにぎわっている。

「果貿來來豆漿」は、トレーを持って自分の食べたいものをどんどん選んでいくスタイル。大学のカフェテリアのよう。

見よう見真似でトレーを持って列に加わり食べたいものをとっていく。本当に休日の朝なの? と思えるくらい、店内は人でいっぱい。相席をするしかなさそう…。

勇気を出して「ここに座ってもいい?」ってイリーで話しかけてみる。

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おじさんはオッケーサインを出してくれた。朝ごはんを食べながら、話しかけてみる。

どんな質問にも答えてくれるおじさん。言葉の意味はわからないけど身振り手振りを交えて、そつなく会話はできた。

よく「だれかと一緒にごはんを食べると、しあわせを感じられる」って聞くけど、その通りかもしれない。朝ごはんがやけにおいしく感じられた。

どうやらおじさんは、この近くに住んでいて、お店にはよく来るよう。おすすめの場所を聞いてみると、「旗津」という島を教えてくれた。

西子湾からフェリーで5分。レトロな街並みが広がる旗津半島へ

行きたいと思った場所に気軽に行けるのが、ノープランひとり旅の醍醐味。私は、おじさんが教えてくれた旗津という島へ向かってみることにした。

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