携帯電話圏外でもスマホで通信ができる「Sonnet」は、アウトドアやフェスのお供にピッタリ

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夏も本番。アウトドアやフェスなどに仲間と出かける人もいるのでは? そこでちょっと心配になるのが携帯電話の電波の問題。

都市部から離れた遠隔地では圏外になったり、大変な人ごみの中で電波の状態が悪くて通信ができないこともある。

・携帯圏外でも通信が可能!

そんなときにあると安心なのが「Sonnet」というデバイス。携帯電話や衛星、インターネットアクセスが圏外のときにも、家族にSMSや画像、GPS位置情報を送信することができる。

「Sonnet」に使われているのは“長距離無線通信機能”の技術。2つのスマートフォンをトランシーバーのように通信させる方法だ。

低電力の長距離無線周波数を通じて、「Sonnet」と連携しているスマートフォン同士を結びつける。携帯電話の電波圏外の場所でも、ワイヤレスで通信がおこなえるという。

・通常5kmのレンジ、他ユーザーを経由するとさらに長く

通常だと約5kmのレンジとなるが、互いが山の頂上にいる場合など、通視線上につながった状態だと最大10kmまで通信が可能。

また、他「Sonnet」ユーザーを経由することで、さらなるロングレンジが可能になる。この際、緊急メッセージ以外はWPA/WPA2によって暗号化されるため、プライバシー問題も心配ない。

使い方は簡単。スマートフォンでWi-Fiアクセス内の“Sonnet”から接続。ブラウザを開き、“https://app.sonnetlabs.com”にアクセス。あとはチャットを開始するだけ。

・防塵、防水性で、パワフルなバッテリー

「Sonnet」の本体サイズは、縦80×横88×高さ17mm、重さ160g。IP66レベルの防塵・防水性を保有するため、アウトドアの使用でも安心。

4000mAhのリチウムポリマーバッテリーを内蔵しており、USBケーブルをつないでスマートフォンなどの他の電子デバイスを充電することも可能だ。

他にも、オフラインで使えるマップ機能、万一の際に近隣の「Sonnet」ユーザーへSOSメッセージを発信できる“パニックボタン”機能などもあって便利。

まさにアウトドアやフェス、海外旅行のお供などにピッタリの「Sonnet」。現在クラウドファンディングサイトKickstarterで出資を募集しており、デバイス2個1セットが89ドル(約1万円)~。

Sonnet

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