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社会人の英語学習で“一番やってはいけないこと”とは?

 「今さら英語なんて無理…。だけど、会社がやれって言うし、グローバル化って言われてるし」なんて思っている社会人は多いはず。でも、英会話に通う時間はなかなか取れないし、そもそも英会話に通ったところで上手く話せるようになるか分からない。それに自分で勉強をしても全然上達しない。
 そんな人でも、英語をやり直し上達できるようになる一冊が『社会人のためのやり直し英語バイブル』(あさ出版/刊)だ。著者の鹿野晴夫さんは、社会人たちの多くが英語学習について失敗する理由を「『学生時代と同じように勉強しようとするから』だ」と指摘する。

 では、具体的にどうすればいいのだろうか? 今回は鹿野さんに直接お話しをうかがった。
(新刊JP編集部)

 ◇   ◇   ◇

―本書を読ませていただいて、学校での勉強法とは全く違う英語を習得する方法がつづられており、新鮮でありながら納得をもって読ませていただきました。まず、本書を執筆した経緯から教えていただけますか。

「英語関連では、今回の本が50冊目になります。最初の本は、12年前に書いた「英語難民を必ず救う本」(後に、「TOEIC テスト300点から800点になる学習法」に改題)で、社会人になってから英語学習を始めた私の体験記でした。私自身が、「やり直し英語」だったわけです。そして、この本を書いた後、英語トレーニング指導のプロになりました。それから12年、プロとして蓄積してきたノウハウを、節目の50冊の本として、まとめようと思ったのです」

―どうして社会人になって英語を勉強し直そうとすると、全く頭に入ってこなくなってしまうのでしょうか。また、どういった部分が間違えているのでしょうか。

「社会人は、勉強が本業の学生とは違います。毎日、何時間も机に向かうことはできません。仕事でぐったりした体にムチを打ち、わずかな時間を活用して学習します。ここで、大学受験のような感覚で、分厚い問題集や文法書、単語集にチャレンジしても、昔のように覚えることはできません。挫折が待っているだけです。社会人の英語学習には、「脳トレ」の発想が必要です。脳機能を活性化しながらトレーニングすることで、覚えやすく、忘れにくくなります。これなら、わずかな時間でも成果が出ます」

―社会人になってからの英語学習において、一番やってはいけないものは何でしょうか。

「ずばり、「勉強」です。中高の6年間、単語の暗記、文法の勉強、ひたすら問題集を解くといったことをしてきて、身につかなかったから、英語学習するわけです。ここで、「勉強」に戻っても、中高の6年間以上に英語が身につくことはありません。本来、中高の英語の知識が身についていれば、TOEICで860点以上取れます。でも、勉強では身につかなかった。だから、方法論を変える必要があるのです。今度は、「トレーニング」にチャレンジしてみてください。きっと、身につきます」

―英語の学習を継続するために最も大事なことを一つあげるとしたら、それはなんだと思いますか?

「英語の学習は、スポーツのトレーニングと一緒です。ですから、継続するためには、「楽しむ」ことが大事です。楽しみ方には、色々あります。まずは、トレーニング前後のリスニングやリーディングの体感の変化を記録することで、日々の伸びを楽しむこと。次に、練習試合の感覚で、生の英語(洋楽・洋画・洋書・会話など)に触れる機会を持ち、トレーニングした英語に出会って「わかる!」という経験を楽しむこと。さらに、トレーニングを一緒に続ける友人を作って楽しむこと、などです」

<後編に続く>


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