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俳優・小南光司さんインタビュー「たくさんのバイト経験が今に役立っていること」

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モデル・俳優として活躍の幅を広げている小南光司さん。本格的に芸能活動を始める前にはたくさんのバイト経験があったのだとか。「多くのバイト経験が今の仕事に活きている」という小南さんにバイト時代のお話を伺いました。

 

お金や仕事内容だけではなく、一緒に働く人が大事だと実感

フロムエーしよ!! 俳優・小南光司さんインタビュー 「たくさんのバイト経験が今に役立っていること」――最初にバイトを始めたのはいつぐらいのころでしょうか。

高校では特待生として野球をしていたのですが、けがをして現役を続けることができなくなってしまったんです。そこで、それまで特待生で免除されていた学費を払うことになったのがきっかけで高2のときからバイトを始めました。自宅近くにあるコンビニで2年ほど働いていましたね。

――バイト先にコンビニを選んだ理由はなんでしたか。

自宅から近くて通いやすかったことと、もちろん比較的時給が高かった部分もあります。あとは、初めてのバイトはコンビニでやっておけば間違いないのかな、というイメージがあったので。その後はコンサートなどの会場を設営する派遣バイトをいくつかやりました。ほかにも、家具店の工場、焼肉屋さん、つけうどん屋さん……本当にいろいろやってきましたね。映画や音楽も好きだったので、CDレンタルショップで働いたこともありました。

どこで働いても、周囲の人にはいつも恵まれていたなと思います。アルバイトってお金や仕事内容だけではなくて、一緒に働く人が大事だったりするじゃないですか。学業や本格的にモデルの活動を始めた関係などもあって、バイトを辞めなければいけないことも多かったですが、働きやすい環境が多かったです。

 

タイプが違う人とも出会えるのがバイトの魅力

フロムエーしよ!! 俳優・小南光司さんインタビュー 「たくさんのバイト経験が今に役立っていること」――バイト先によって働いている人の年齢やタイプも違うので、雰囲気もまた変わりますよね。

最初に働いていたコンビニでは同年代が集まっていたので、バイト仲間というよりも友達でしたね。「あの子とこの子が良い感じらしい」みたいな恋愛話でも盛り上がりましたし、みんなでご飯に行くくらい仲良くなって楽しかったです。

反対にCDレンタルショップで働いていたときは、文化系でおとなしい人も多く、自分とタイプが少し違ったかもしれません。ただ、僕自身もアニメが好きなので、話も盛り上がりました。バイト先の先輩の影響で好きになったバンドもありますね。

年が近くて似ている人と話すのも楽しいですが、全然タイプが違う人と接するのもまた新しい発見があって好きです。バイトしていなかったら出会わないような人もいると思います。いろいろな人に出会えるのがバイトのいいところでもありますよね。

 

バイト経験は今の仕事に活きている部分も大きい

フロムエーしよ!! 俳優・小南光司さんインタビュー 「たくさんのバイト経験が今に役立っていること」――バイト先で良い人間関係を築くためのコツはありますか。

バイトに限らず、誰かから頼られたりするのってうれしいじゃないですか。先輩と打ち解けるためにも、仕事の質問や相談をよくしていました。自分がわかっていることだったとしても、聞いてみることで知らなかったことが出てくることもありますしね。仕事を教えてもらううちに、仕事を超えて親しくなれるのかなと思います。

今の役者の仕事でも、同じようにほかの役者さんに演技のアドバイスを受けたり、相談をしています。自然にやっているのは、やっぱりバイトのときに培ったことが活きているからですね。

――今の仕事に活きているスキルはコミュニケーションスキルの部分が一番大きいのでしょうか。

対人関係の面だけではなく、実際の演技にもかなり影響しています。たとえば、店員さんの役はもちろん、肉体労働や裏方の経験もあるので、どれもナチュラルにできますし。実際に働いてないとわからないようなお店の裏の情報も、経験したことがあればわかるじゃないですか。リアリティをもって演じることができると思います。

大学生のころ、叔父に「就職するときに役立つからいろいろなバイトをしてみるといいよ」と言われたことがあったんです。そのときは、あくまでも普通に就職する道をイメージしていたんですけどね。だから、バイトでの経験は役者だけでなくどんな仕事をする人にとってもすごく役立つと思います。

フロムエーしよ!! 俳優・小南光司さんインタビュー 「たくさんのバイト経験が今に役立っていること」――ひとつの職種に絞らず、いろいろなバイトをした経験がよかったのですね。

もちろん、ひとつの仕事を極めるのもいいことだと思います。元々は僕自身もひとつのことをとことんやり遂げたいタイプなので。だけど、たくさんのことに挑戦することで見えてくるものもありますよね。

今はとにかく役者という仕事をやっていきたいのですが、それはいろいろな役を演じてみたいからなんです。たとえば、ものすごいお金持ちの役をすることも、反対に犯罪者の役柄を演じることだってあります。それってつまり、自分以外の人生をたくさん経験できるということだと思うんです。今も役作りのために金髪にしていて、普段だったらきっとやらなかったでしょうしね。

好奇心旺盛な僕にとっては、たくさんのバイトをしたり、いろいろな役を演じてみたいと思うことは、通じている部分なんですよ。僕自身はその挑戦していく気持ちを忘れないようにしたいですし、同じようにみなさんにもまずはチャレンジしてみることを大事にしてほしいですね。

  【プロフィール】

1994年12月12日生まれ。メンズ人気No.1の美容室「OCEAN TOKYO」の専属ヘアモデルも務め、また2.5次元舞台「あんさんぶるスターズオンステージ」朔間零役を始め、活躍の舞台を映画にも広げ今後の益々の活躍が期待される若手俳優。

文:成瀬瑛理子 撮影:安井信介

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