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日本の音楽文化を作った渋谷の3つの坂って?

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日本の音楽文化を作った渋谷の3つの坂って?
J-WAVEで放送中の番組「RADIO DONUTS」(ナビゲーター:渡辺祐・山田玲奈)のワンコーナー「TOKYO GAS LIFE IS A GIFT」。7月1日(土)のオンエアでは、音楽プロデューサーの牧村憲一さんと藤井丈司さん、音楽ジャーナリストの柴那典さんの3人による新刊「渋谷音楽図鑑」に注目。柴さんに渋谷の地形とそこで生まれた音楽カルチャーについて伺いました。

柴さんによると、この本のはじまりは、日本のポップスの名だたるミュージシャンたちに関わってきた牧村憲一さんがある日、「君たちは渋谷の街を俯瞰で見たことがあるかい? 3つの坂があるんだ。その坂から音楽が生まれているんだ」と話したことがきっかけだったといいます。

当初、柴さんは90年代の渋谷系の本を想定していたそうですが、牧村さんが提示したのは、さらに壮大な1960年代から現在までを舞台にした「渋谷と音楽の50年の物語」でした。まず牧村さんの100時間にも及ぶ語りを柴さんが書き起こし、渋谷と音楽を結びつけ、特に渋谷の地形に注目して紐解いています。なかでも、渋谷の坂の上には日本の音楽シーンを語るうえで欠かせない音や人が存在しています。

「『公園通り』、『道玄坂』、『宮益坂』という3つの坂が、渋谷の駅の方へ下っていくようにあります。公園通りには改装中のパルコや渋谷ジァン・ジァンという小劇場があって、60年代〜70年代のフォークの人たちが出ていました。道玄坂にはB.Y.Gというロック喫茶があり、ここには『はっぴいえんど』や『はちみつぱい』といった、70年代のポップスロックを支えた革新的なミュージシャンが集っていました。さらに道玄坂にはヤマハがありました。かつて楽器や輸入盤を売る店で、音楽好きが集まる拠点になっていたところです」(柴さん、以下同)

また、「宮益坂を上がりきったところに青山学院大学があります。古くは筒美京平さん。ザサンオールスターズ、ピチカート・ファイヴの小西康陽さんといった、名だたるミュージシャンを生み出してきた学校。これもまた渋谷の一つの音楽の拠点になっています。この本は、渋谷の坂を登りきった先に音楽を発信する拠点があった、それが渋谷が音楽の街になった一つの由来だということを語った本になっています」とも。

最後に、渋谷音楽の未来予想図も伺いました。

「実は牧村さんが語っていたのですが、渋谷の音楽シーンには時代を超えた共通点があって『小さな溜まり場がある』ということ。最初は目立たない、本当に小さな友だちの集まりやサロンだったりといったものから、次の時代をつくるムーブメントが出てくる。しかも渋谷という街が2027年に向けて大改造が進んでいるので、2027年の渋谷は、2030年代の文化をつくる最初のきっかけが絶対に生まれるはずなんです。今10歳とか8歳くらいの子どもたちが、2027年の渋谷で若者になって、次の時代、新しいムーブメントを作ってくれる…と、半ば楽観、半ば信じてるところがあります」

10年後の再開発の完成を機に、渋谷がその後どのような新たな文化を発信していくのか、「渋谷音楽図鑑」で時代の変遷をたどりながら、未来の渋谷に思いを馳せながら読んでみるのも良いかもしれませんね!

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【番組情報】
番組名:「RADIO DONUTS」
放送日時:毎週土曜 8時−12時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/radiodonuts/

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