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Anly 全公演完売の1stツアー追加公演も超満員に、8月リリースの新作や初のフジロック出演で飛躍なるか

Anly 全公演完売の1stツアー追加公演も超満員に、8月リリースの新作や初のフジロック出演で飛躍なるか

 春にリリースした1stアルバム『anly one』が好評を博す中、今夏には【FUJI ROCK FESTIVAL’17】をはじめとする各地の音楽フェスへの出演も決定した女性ソロシンガー Anlyが、6月23日に東京 原宿アストロホールにて【Anly 1st Live Tour 2017 ”anly one”】の追加公演を行った。

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 沖縄にある人口約4,000人の伊江島に生まれ、2015年に18歳でデビューした彼女だが、その人気はすでに並々ならぬ勢いを見せている。この春からは本人出演のTV-CM『JTA日本トランスオーシャン航空』がオンエアされ、今月からスタートした初の全国ツアー【Anly 1st Live Tour 2017 ”anly one”】も名古屋、大阪、東京、沖縄と全公演チケットはソールドアウトに。これを受けて開催となった今回の追加公演も客席は超満員に膨れ上がり、場内には多くの関係者が駆けつける事態になっていた。

 ドラマ『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』主題歌でのメジャーデビュー以降、ドラマやアニメタイアップやスキマスイッチとのコラボシングルなど、新人では異例ともいうべき抜擢が続いてきたが、その理由はライブを見れば誰もが納得するだろう。この日はサポートバンドを引き連れてステージに登場し、先に紹介した『JTA日本トランスオーシャン航空』TV-CMソング「FIRE」よりライブをスタート。同曲はソウルフルな歌声をたん能できるロックチューンになるが、その力強さに驚いた初見の観衆も多かったはずだ。

 Anlyは、PCもインターネットも家にはなく情報が閉ざされた南の島で、父の影響から幼少期より70~80年代の音楽を聴き、おもちゃ代わりにギターを爪弾く日々を送った。進学のため本島に転居した高校時代にはマーチング・バンドでトロンボーンをやるようになり、那覇市内にて弾き語りライブを始めて……と、あらゆる情報や娯楽が過多になっていく現代において、純粋培養されたミュージシャンシップが備わっているのだ。

 また、ライブ中盤、エド・シーラン「Don’t」のカバーとオリジナル曲「Coffee」では、その場で演奏したフレーズを重ねた即興演奏が実現できる“ループペダル”を使用するアクトが用意されていた。このアプローチはまさにそのエド・シーランの代名詞のひとつとも言われているが、ステージにひとり立ち、手にしたアコギで様々なフレーズを弾きこなしながらリズミカルな伴奏を作り上げていく姿は、オーバープロデュースな形ばかりのアーティストとは一線を画している。続く「レモンティー」と「だから」は弾き語りでの披露となったが、丁寧に紡いでいく流麗なアコギの調べも彼女のライブにおける大きな聴きどころだ。

 終盤には再びエネルギッシュなロックチューンを畳み掛け、スキマスイッチとのコラボで発表した「この闇を照らす光のむこうに」で本編を終了。アンコールでは8月9日にリリースするニューシングル『北斗七星』をお披露目したが、この曲は高校生の時に作った曲なのだとか。Anlyが生まれる前に亡くなった兄への思いを曲にしたという同曲を、ヴァイオリンとキーボードの演奏をバックに歌い上げ、感動の大団円を迎えた彼女だが、この夏にはさらなる飛躍を期待させる活動が発表されている。

 前述通り7月29日に初めてのフジロック出演を控えている他、【音霊OTODAMA SEA STUDIO 2017】、【JOIN ALIVE】、【TBC夏まつり2017】、【WAJIKI FES】と各地の夏フェスへ挑戦。そしてシングル『北斗七星』をリリースした後、秋からは全国7か所を巡る新たなツアーの開催も決定した。音楽ファンが集まるフェスでどのようなパフォーマンスを見せつけることができるのか、この夏のAnlyには注目だ。

◎【Anly 1st Live Tour 2017 ”anly one”】追加公演
2017/06/23(金) at 東京 原宿アストロホール
[セットリスト]
01.FIRE
02.Enjoy
03.傘
04.いいの
05.太陽に笑え
06.Don’t(エド・シーラン カバー)
07.Coffee
08.レモンティー
09.だから
10.笑顔
11.サナギ
12.カラノココロ
13.Don’t give it up!
14.EMERGENCY
15.この闇を照らす光のむこうに

En1.Bye-Bye
En2.北斗七星

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