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女性写真家が写し出す、ありのままのインドの姿

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女性写真家が写し出す、ありのままのインドの姿
J-WAVEで放送中の「GOOD NEIGHBORS」(ナビゲーター:クリス智子)のワンコーナー「MORI BUILDING TOKYO PASSPORT」。6月27日(火)のオンエアでは、東京都写真美術館で開催されている「ダヤニータ・シン インドの大きな家の美術館」をご紹介しました。

ダヤニータ・シンは1961年生まれ、インド・ニューデリー出身の写真家です。作品の多くは世界の有名美術館にも所蔵されています。彼女の作品は時に「視覚的な小説」と言われるほど、夢と現実、ドキュメンタリーとフィクションが混ざり合った独特の世界観があるそうです。

もともと欧米の著名な雑誌を中心に活躍するフォトジャーナリストだったダヤニータ・シン。インドの社会問題を追いかけながら、風景を撮影する仕事をしていましたが、あるときから自分の仕事に疑問を感じ、30代のうちに雑誌の仕事をすべて辞めて、アーティストの道を進むことになります。

「現代写真の世界でいま最も注目の作家です。8年間ジャーナリストとして名声を得たんですが、そこで求められる、西洋側が考えるインドのステレオタイプな姿を強化することに、自分の写真が加担するのではないかと疑問をもち、アーティストに転身したんです」と説明してくれたのは、今回の展覧会の構成企画を担当した笠原美智子さん。

彼女が目指したのは、本当のインドの姿を撮ること。

例えば、男性でも女性でもない第3の性を生きるユーナックの人々、ガンジス河があるバラナシで生きる少女たち、ダヤニータ・シン自らが属するインドの富裕層、ミドルクラスの人々など、ありのままのインドの姿を写し出した作品は、世界中から高い評価を得ることになります。

今回の展覧会は、初期の代表作から最新作までを堪能することができるそう。展覧会のタイトル「インドの大きな家の美術館」とは、作家本人が制作した移動式の美術館なんだそうです。見た目は大きな家具のような、高さ180cmくらいの、折り畳みが可能なもので、写真を数十点展示できる作りになっています。

これは美術館のシステムへの彼女の挑戦だそうで、移動式の美術館そのものを展示会場に持ち込むことで、キュレーターに左右されずに、写真のテーマやセレクトを自分自身で行うことができるという意図があるそうです。今回の展覧会でも、複数これが展示されているとのこと。

ダヤニータ・シンの日本での展覧会は今回が初だそうです。機会がある方はぜひ訪れてみてください。

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【番組情報】
番組名:「GOOD NEIGHBORS」
放送日時:月・火・水・木曜 13時−16時30分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/

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