新潟市民に愛されつつも閉店してしまった「キッチンV」が復活オープン!

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新潟市民に古くから愛されてきた洋食店

新潟市には、古くから市民の間で親しまれてきた「キッチンV」というお店がありました。しかし、数年前に閉店してしまい、多くの人たちが寂しい思いをしていました。

個人的にも30年以上前から通っていたお店だったので、閉店の知らせを聞き、かなり残念に思った記憶があります。

2009年にお店に行った際に書いたブログ記事

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その「キッチンV」が「Bistro Kitchen V」として復活オープンしました。

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閉店の理由としては、長年営業を続けてきた中、出前が大きな割合を占めていたそうですが、周辺の環境の変化により出前が減り、また店主が体に不調を抱えていた事からお店を閉める事を決意したとのこと。

そして、お店を閉めて数年、「キッチンV」の味の復活を望む常連の方より、

「もう一度お店をやってみては?」

との声がかかり、お店の再開に至ったとのこと。

一旦閉店したお店を、

「再び営業再開させたい」

と思う人が出てくるほどのお店の魅力とは?

今回の記事ではそうした部分にほんの少しでも迫ってみたいと思います。

お店の中は、昔ながらの雰囲気があった以前のお店と比べ、今風のきれいなつくりとなっています。

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▲きれいな店内

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▲メニュー

当時とメニューはいくつか変わりましたが、松坂鉄板焼、ハンバーグ、ビーフカレー、ビーフシチュー、ステーキなど定番の品は変わらず提供されています。

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▲ドリンクメニュー

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▲日替わりメニューなども

前菜におすすめ「Vサラダ」

まずは、人気の「Vサラダ」を作るところから。

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▲野菜をカットする店主

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ブラックペッパー、ニンニク、胡麻などをかけて、

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そこに、秘伝の「Vドレッシング」をかけていきます。

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そして盛り付けて……

出来上がり!

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▲Vサラダ(800円)

量もたっぷりとあるので、2~3人で取り分けるとちょうど良いかと思います。

野菜のシャキシャキと食感とみずみずしさが、これから訪れる料理への期待感を膨らませてくれます。

定番の人気メニュー「松坂鉄板焼」

人気の定番メニューを作ってもらう事に。

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フライパンで肉を炒めていきます。

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バター、塩、コショウ、ワインなどを加えていきます。

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鉄板にのせ、熱々に加熱します。

そして出来上がり!

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▲松坂鉄板焼(1,000円)サラダ付 ライスセット(+200円)

肉のおいしさを存分に味わえる一品です!

バターの風味が良く、ご飯とも実に良く合います。

大抵の人がこちらの一品を注文するというのも納得のおいしさですね。

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ミニサラダが基本でついてきます。

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ちなみに、こちらの松坂鉄板焼、

1日5食限定で、スペシャルバージョン(2,800円)なるものも存在します。

一体何がスペシャルなのでしょうか?

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それはお肉がスペシャルなのです!

こちらのお店では、良質な肉を使い、6,000円前後でステーキを提供しています。

そのステーキには、大きな塊の肉を仕入れ、筋のない食感の良い部分を厳選して使用しているそうです。

ただ、そうすると、ステーキとして使わない肉が出てきます。

上の写真の肉は一般的には、普通にステーキとして提供しても問題なくおいしいレベルのものなのですが、「キッチンV」ではステーキには用いず、細かくカットし松坂鉄板焼のスペシャルバージョン版として提供しているのだとか。

当然肉の質はステーキとして提供しているものと同じ訳ですから、破格ともいって良い値段設定で、ぜいたくな一品を楽しむ事が出来るのです。

機会があれば是非一度、スペシャル松坂鉄板焼、チャレンジしてみたいものです!

手間ひまかけて作るデミグラスソース

続いて、定番の人気を誇るハンバーグをお願いしました。

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すると、店主はハンバーグ用にデミグラスソースを温め始めました。

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このデミグラスソース、牛すじ肉と香味野菜を用いじっくり煮込み、こした後、再び素材を投入し、うま味を抽出した後に再びこすといった具合に、たっぷりの素材の味をじっくりと詰め込んでいるのだとか。

そのような工程もあり、完成までかなりの時間がかかるのだとか。

このように、自慢のデミグラスソースが最も手間のかかるのだとか。

デミグラスソースを温める店主の口から

「一番力を注いでいるデミグラスソースのおいしさをそのままに味わえるビーフシチューが一番のおすすめなんですよね」

のひとこと。

取材で営業時間外に行った事もあり他のお客さんがいなかったので、

「……」

「ビーフシチューにしても良いでしょうか?」

とお願いし変更してもらいました。

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デミグラスソースで、肉を煮込んでいきます。

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一般的なビーフシチューは器にシチューを注いでいくようなスタイルですが、こちらのお店では、「牛肉デミグラスソースがけ」的なスタイルとなっています。

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そして、鉄板を熱して完成です。

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▲ビーフシチュー(1,800円)サラダ付 +ライスセット(+200円)

手間ひまかけて作るデミグラスソースの濃厚なコクと深みがたまりません!

このソースとご飯の相性も最高なんですよね。

そして肉の食感も柔らかく実においしいです。

これはなかなか他では味わえない逸品だと思います。

古くから新潟で親しまれてきた洋食店「キッチンV」おいしさは健在でしたね。

久しぶりに食べる松坂鉄板焼からは、昔懐かしさを感じる事も出来ました。

初めて食べるという方にもぜひ一度試してもらいたいですね!

お店情報

Bistro Kitchen V

住所:新潟県新潟市中央区東堀通9-1400

電話番号:025-223-3088

営業時間:18:00~翌3:00

定休日:日曜日・祝日

※この記事は2017年6月の情報です。

※金額はすべて税込みです。

書いた人:新潟ラーメン.com

新潟ラーメン.com

新潟県内のラーメンを紹介するHPを運営しています。サイト内では、仕込みに密着しお店のこだわりを紹介するインタビューや、新店情報、限定メニュー告知、クーポンの掲載などを行っています。 HP:http://noodles.bbshin.net/ Facebook:https://www.facebook.com/niigataramencom/ Twitter:https://twitter.com/bbshin_t

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