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勤め先は不妊治療専門のクリニック。周囲に妊活中だと宣言しすぎた私の後悔

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私達夫婦は26歳同士で結婚しました。

周囲の友人達と同時期で、互いに祝い合うような雰囲気が当時はとても楽しかったです。私は他県から夫の在所に嫁入りし、それまで勤めていた仕事も辞めてきました。

まだまだ自分のキャリアを高めたくて、越してきてすぐにパートとしてですが勤めに出始めました。勤め先は不妊治療も専門に行っているクリニック。産婦人科も併設されており活気がありました。特殊な専門職に触れてとても勉強になったのですが、後々精神的に辛くなるような場所になるとは、この時は全く頭にありませんでした。

勤め始めるとそこは妊婦さんや不妊治療に通う患者さんだらけ。自然とスタッフ間でもそういった話が話題に上ります。「いつ結婚したの?」「赤ちゃんはまだなの?」勿論私も、特に抵抗なくありのままを話していました。「越してきたばかりだし、仕事とかも落ち着いてからと思っているから、赤ちゃんが自然にできるのを待ちます」「もうしばらく夫婦2人を楽しんでから」などなど。

結婚してから始めの1年間程は避妊していましたが、そろそろいいよね、と夫婦で話し合い、その後は普通に夫婦生活をおくるようになりました。

しかし妊娠の兆候はありません。同時期に結婚した友人たちからは出産の報告ラッシュ。職場でも、いよいよ「赤ちゃんは?」の質問頻度が高くなり、私自身も焦りはじめました。「欲しいと思って妊活をしているんですけどまだ・・・」本心を包み隠さず喋っていました。 関連記事:3年間の不妊治療を乗り越え待望の妊娠。治療は夫婦一緒に受ける気持ちが大事です

不安に思った私は勤め先とは別のクリニックで不妊治療をはじめ、それも問われれば周りに素直に話していたのです。

素直になんでも話していたために、自分の生理周期や治療サイクルまでダダ漏れでした。治療の状態や成果など、専門家の集まりなので容易に推測されてしまいます。

「治療はどうだった?」「今度はいつ診察なの?」

繊細な部分のプライバシーを自分から暴露してしまったがために、そこからははぐらかす事もできません。治療結果も思わしくなかったので、毎回の「駄目でした」の返答がつらかったです。

結局、焦りの中で受けた2度目の凍結融解胚移植でようやく受精卵が着床したのですが、すぐに出血。切迫流産と診断されて仕事を辞めることに。

治療をしていた事を言っていなければ普通の妊娠、出血だけで話は済んだはずですが、事情がほとんど知られていたので辞める時は余計に辛かったです。事情を知っている周りも私に余分に気を遣うことになってしまったのだと思います。

アドバイスや励ましは本当に有難かったのですが、駄目だった時の辛い気持ちは口に出すと余計に辛くなります。もう少しよく考えて話をする方が良かったなと今では思います。

しかし今は妊娠31週の8ヶ月。出産までもう少しです。色々ありましたが兎に角今は赤ちゃんを第一に、精一杯頑張ろうと思っています。 関連記事: 産婦人科に勤務していた私。妊活中に妊婦さんのお腹に触れた時の、複雑な気持ち

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著者:Chokobo

年齢:30歳

子どもの年齢:妊娠8ヶ月

現在妊娠8ヶ月の主婦です。趣味は手芸と読書。ミシンでスタイを手作りしたり、編み物にも挑戦中です。夫と二人暮らしで、現在は庭のDIYをカメのようなペースで進めながら日々楽しくすごしています。生まれてくる子と庭で遊ぶ、そんな夢を夫も持ってくれているようで、頼もしさも感じている今日このごろです。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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