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十勝とつながるパン 満寿屋商店東京本店(東京都目黒区)

十勝とつながるパン 満寿屋商店東京本店(東京都目黒区)

北海道の美味しいものと言ったら何を浮かべるでしょう?海鮮丼に石狩鍋、鮭ちゃんちゃん焼にジンギスカン、ラーメン…それから乳製品も有名ですね。地元で収穫された食材をそのまま活かした魅力的な食べ物が並びます。北海道旅行の目的がグルメという方も多いのではないでしょうか?そこへ、近年注目を集めているのが北海道産の小麦です。研究を続ける生産者、良さを引き出す職人、そして消費者が一つになることで小麦の質は年々向上し、パンや麺類に北海道産小麦が大活躍しています。

取材日 2017年6月   レポーター 尾見典子

十勝産小麦100% 北海道十勝のベーカリー

十勝とつながるパン 満寿屋商店東京本店(東京都目黒区)

1950年創業、十勝で60余年もの間愛され続けている満寿屋商店は、2016年秋、東京・目黒通り沿いにアンテナショップとも言えるファーマーズベーカリーをオープンしました。それは、地域の農業とともに歩んできた満寿屋商店が、十勝産小麦生産者の努力、農業の素晴らしさを伝えるため。そのポリシーは、十勝産カラマツ材仕様のスタイリッシュな店舗にも現れています。一見、パン屋さんとは判りにくい和風な造りですが、多くの車が通りを行き交う外界から一歩中へ足を踏み入れればそこは十勝。十勝をテーマにしたパンが迎えてくれます。

十勝とつながるパン 満寿屋商店東京本店(東京都目黒区)

随所にあしらわれる自然味豊かなクラフトは、北海道在住の作家による木工工芸品を社長自らが買い付けたものだそうです。売り場には、数名の十勝在住音楽家による楽曲のBGMが流れ、お店を印象付けています。小麦畑の様子を大きく映し出すカレンダー、パン平台に北海道十勝の浦幌町産タモ材を使用するなど、フロアは無意識に十勝を感じるよう演出されています。

十勝とつながるパン 満寿屋商店東京本店(東京都目黒区)

パンは全て「十勝産小麦100%」で、使用する原材料も「十勝産」にこだわっています。冷蔵ケースの調理パンコーナーでは話題の「白スパサンド」がありました。懐かしいけれどもどこか目新しさをも感じさせるラインナップ。どのパンもツヤツヤで、見ているだけでもワクワクします。セルフ式。トングトレーを持ちながらのパン選びは楽しく食べる前の至福のひとときです。

人気No.1 とろ〜りチーズパン

十勝とつながるパン 満寿屋商店東京本店(東京都目黒区)

モールウォッシュラクレットを使用。モールウォッシュとは、十勝川温泉「モール温泉」のお湯で磨いたチーズで、熟成期間が一般のものより早いそうです。とろ〜りチーズパンは、カンパーニュに5種類のチーズをたっぷり合わせたモチモチで濃厚、大人気の商品です。ネーミングにもあるように、トッピングのチーズがとろ〜りと伸びるんです。中央の平台にモリモリ積まれた人気のとろ〜りチーズパンは、次々に焼きたてが出てきます。さらにレジ脇にもとろ〜りチーズパンが置かれ、途中迷ったとしても最後は思わずトレーにのせてしまうでしょう。

あんドーナツ、あんぱん

十勝とつながるパン 満寿屋商店東京本店(東京都目黒区)

早くも近隣に人気なのが十勝産の小豆を使用したあんドーナツやあんぱんです。「十勝小豆」は全国でもトップブランドとして知られていますが、満寿屋商店では、それを地元の甜菜糖でじっくり炊きあげた餡を包みパンにしています。つやつやでコロンとした可愛らしいフォルムは別腹にちょうど良い大きさで、特につぶあんぱんは、豆の食感を楽しめるので大変おすすめです。どの豆にも興味が湧き、食べ比べをしてみたくなります。そういう方のために用意されているのが「十勝あんぱんセット」です。現在、セットとして店頭には並んでいませんが、申し出れば箱の用意もあるそうです。どれも気になる方は是非こちらをお試しください。満寿屋商店では、あんぱんに使用する小豆のほか、大納言、白インゲンなど豆の形や色を生かしたアイテムが豊富です。店内に並ぶパンを見ているだけで、帯広地方が豆類の盛んな生産地域だということがわかります。

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