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「最初は売れなかった」オーガニック100%タオル

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「最初は売れなかった」オーガニック100%タオル
J-WAVEで放送中の番組「WONDER VISION」(ナビゲーター:平井理央)のワンコーナー「OPINION」。6月25日(日)のオンエアでは、日本が世界に誇る“ものづくり”に挑戦し続けている「IKEUCHI ORGANIC」代表の池内計司さんにお話を伺いました。

愛媛県今治生まれのモノとして有名なのは「タオル」ですが、そんな今治で、風力発電100%、最小限の環境負荷によってつくられている「風で織るタオル」を製造・販売している会社がIKEUCHI ORGANICです。

もともと今治は綿織物の産地で、タオル製造は120年前にはじまりました。水が良く「今治の水を使うと綿が白くなる」ということから、江戸時代に発展したのだそうです。そんななか、IKEUCHI ORGANICは1953年に創業。池内さんは2代目で、社長に就任した1980年代は中国製の安いタオルが台頭して、日本のタオル業界は衰退している時期でした。多くのメーカーが高品質な国産タオルで勝負し、池内さんは「環境」という独自の路線を選びました。そして、環境に関する国際規格「ISO14001」を取得した日本で最初のタオル会社として発表したのが「オーガニック120」という商品です。

18年前に発表したこのオーガニックコットンのタオル。1990年代はあまり反応もなく売れなかったのだとか…。池内さんは「最初から売れないのは分かっていたので。徹底的に自分の納得のするものを作ろうと、人の意見はどうでもいいと、自分がタオルとして作りたいものをオーガニックで作っちゃおうというブランドなんです」と語りますが、その後、オーガニック商品が認知されることにより、最終的に100%オーガニックコットンのタオル会社になりました。

池内さんのつくるタオルの安全度について伺うと「全製品、乳幼児が口に入れても安全」というスイス機関が設けた厳しい基準をクリアしているとか。工業製品はオーガニックといえども、製品にするために最低限の化学薬品は必要なので、最後に商品から取り除くことが重要で「原材料の選び方もコストよりも、安全性をとることの積み重ね」とその秘訣について語ります。

今後は「乳幼児が食べても安全を目指したい」という池内さん。「創業120周年の2073年には赤ちゃんが食べられるタオルを作りますよ」と、すでにタオルをつくるというより、食べ物をつくる基準でものをつくりはじめているのだそうです。

さらには「IKEUCHI ORGANICが今やっているオーガニックや安全だとかが、セールストークにならない時代にしていきたい」とも。「商品をつくる側はどういう歴史でできているかを公表する義務があるし、できれば買う方も少し気にしてくれれば世の中が変わると思います」という言葉の通り、消費者もどのように作られた商品かなど理解を深めながら購入・消費することで、私たちの生活を変えることができるのかもしれません。

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【番組情報】
番組名:「WONDER VISION」
放送日時:毎週日曜 6時−9時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/wondervision/

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