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気のせいじゃない! 天気が原因の体調不良「気象病」

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気のせいじゃない! 天気が原因の体調不良「気象病」
J-WAVEで放送中の番組「GOLD RUSH」(ナビゲーター:渡部建)のワンコーナー「CURIOUSCOPE」。6月23日(金)のオンエアでは、気象によって体調不良が引き起こされる「気象病」に注目しました。

梅雨のこの時期、なんだか眠気が取れなかったり、体がだるい、頭が痛い、めまいする…などの症状が出る人いませんか? 「今日は低気圧だから…」というセリフもよく聞きますよね。しかし、家族や友人に症状を言っても、「怠け者」扱いされたりすることも。実はこれ、天気の変化で不調を感じる「気象病」という症状なんだそうです。

そこで今回は、慶應義塾大学医学部神経内科非常勤講師で保健師、 医学博士でもある舟久保恵美さんにメカニズムについて詳しくお聞きしました。

気象病って具体的にはどんな症状があるの?

天気の変化によって、体調不良を起こすことをすべて気象病と言い、熱中症や花粉症も含まれるそうです。「そういった中でも、低気圧の接近によって、頭痛や肩の張り、めまいや腰痛っていうような症状が悪化する“天気痛”を主に研究しています」と舟久保さん。

昔は雨が降ると古傷やリウマチが痛くなったりしても、病院では“気のせい”と言われてきました。ドイツでは昔からアンケート調査などで“気象と健康”を研究していて、「健康天気予報」なるものが出されてもいたものの、科学的な裏付けはほとんどされていなかったのだとか。しかし、20年ほど前になって、名古屋大学環境医学研究所が世界で初めて、動物を使って“気温・気圧が下がると痛みの症状が悪化する”という発見をしたそうです。

その結果、今では気象病や天気痛は病院でも認められるようになりました。

体のだるさ、不調を低気圧のせいにしてしまいがちですが、この梅雨の時期の体調不良の原因はやはり低気圧は関係している?

「関係しています。低気圧の接近、ジメジメした湿度が高くなることによって、自律神経が乱れることが原因なんですね。梅雨のこの時期は低気圧が長く居座りますので…」(舟久保さん、以下同)

梅雨以外では3月末から5月頃、そしてこれからの台風シーズンは気圧の差が大きい季節のため、“天気痛シーズン”なのだそう。

体調不良を感じる人と感じない人がいるのはどうして?

確かに、人によっては低気圧でも大丈夫な人もいますよね。ただ、その理由はまだはっきりわかっていないのだそうですが…

「車酔いに似た症状、例えばふわふわする感覚だとか、頭がボーっとなったり気持ち悪くなったりっていう症状が現れるので、気圧に酔っている“気圧酔い”が考えられるんです」

実は、耳の奥の内耳という部分に、“気圧をキャッチするセンサー”があることが研究でわかってきているそう。内耳には平衡感覚や重力を脳に伝える役割があり、気圧をキャッチすることで、実際に体が動いていないのに、動いているような錯覚を与えてしまうそうです。それが自律神経に作用し、様々な体調不良を引き起こしてしまうとのこと。

「エレベーターや新幹線など耳がツンとしやすい、気圧の変化を感じやすい人は、天気による体調不良を感じやすいようですね」

気象病・天気痛を抑えるにはどうしたらいいの?

まずはストレスを溜めないこと。内耳の血流を悪くしないように、耳の後ろや付け根の部分をマッサージしてあげること。「そして手首の内側の指三本下に“内関”というツボがありまして、そこを押してあげると良かったりします」とアドバイスしてくださいました。さらに酔い止め薬も効果があるのだとか。

「気象病」「天気痛」を初めて聞いたという方もいらっしゃるのでは? 症状に覚えのある方は、今回の舟久保さんのアドバイスや病院に相談してみるのもいいかもしれませんね。

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【番組情報】
番組名:「GOLD RUSH」
放送日時:毎週金曜 16時30分−20時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/goldrush/

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