東京・八王子エリア最大級のショッピングセンター「イーアス高尾」がオープン!その魅力とは?

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6月22日オープン。ショッピングセンター「イーアス高尾」の魅力をレポート

東京都八王子エリアで最大級のショッピングセンター「イーアス高尾」が、高尾駅近くに6月22日グランドオープン。どんなお店が入っているの?雰囲気はどんな感じ?大型商業施設のなかったエリアで地元の反応は?などなど、気になるポイントを事前内覧会でチェックしてきました!

「高尾らしさ」が魅力のショッピングセンターが誕生

「iias(イーアス)高尾」は高尾駅(JR中央線、京王高尾線)から徒歩6分、圏央道・高尾山ICから車でもアクセスしやすい場所にある、八王子市で最大級(オープン時点)のショッピングセンターです。

大和ハウス工業が手掛ける住商一体となる複合開発事業「高尾サクラシティ」の一角をなす施設で、同時に開発された分譲マンション、分譲戸建住宅と隣接しています。大型商業施設としては「イーアスつくば」「イーアス札幌」についで3店舗目。

高尾といえば世界一の登山者数を誇る高尾山でおなじみ。下山後に立ち寄る施設としては2015年に開業した「京王高尾山温泉 極楽湯」などが有名ですが、「帰りに高尾でお買い物」という選択肢は今まであまりありませんでした。イーアス高尾の誕生で高尾方面へ出かける際にショッピングという魅力的な要素が加わったことになります。

施設デザインのコンセプトは「森のテラス」。近隣の自然景観に馴染む、木調を活かした外観やアースカラーで統一した施設内共用部分など、高尾という地に寄り添ったつくりです。【画像1】左:駅前商店街を抜けて並木道を進むと、緑豊かな高尾の地に溶け込むウッディな外観が見えて来ます。右:コの字型の平たい建物がイーアス高尾。約6.4万m2の敷地にワイドに広がる3階建て。駐車場は1840台分あります(画像提供/イーアス高尾) 【画像1】左:駅前商店街を抜けて並木道を進むと、緑豊かな高尾の地に溶け込むウッディな外観が見えて来ます。右:コの字型の平たい建物がイーアス高尾。約6.4万m2の敷地にワイドに広がる3階建て。駐車場は1840台分あります(画像提供/イーアス高尾)【画像2】木とアースカラーを基調としたやさしい雰囲気の内装。館内にはベンチがたくさん据えられていて、買い物に疲れた足にもやさしいです(左画像提供/イーアス高尾、右写真撮影/金井直子)

【画像2】木とアースカラーを基調としたやさしい雰囲気の内装。館内にはベンチがたくさん据えられていて、買い物に疲れた足にもやさしいです(左画像提供/イーアス高尾、右写真撮影/金井直子)

地元でお馴染みの店、大人から子どもまで楽しめる店、注目店はここ!

イーアス高尾の店舗数は2フロアに約120店。ショッピングセンターの魅力といえば、日常のお買いものに欠かせない店舗だけでなく、暮らし全般にわたる幅広いジャンルの店舗が揃っていることです。イーアス高尾では、どんなお店が入っているのでしょうか。特に注目したお店を紹介します。

1. 地元で馴染みがある・地元産にこだわったお店

・高尾名物のとろろが自慢「自然薯とそばの店 高尾の桜」

高尾名物の自然薯とろろそば、八王子名物・桑の葉アイスがオススメとか。経営は「高尾山ビアマウント」「高尾山 キッチンむささび」「ごまどころ権現茶屋」などを展開する地元に根差した会社です。【画像3】「自然薯とそばの店 高尾の桜」の店頭には高尾特産の細長ーい自然薯を展示(写真撮影/金井直子、SUUMOジャーナル編集部)

【画像3】「自然薯とそばの店 高尾の桜」の店頭には高尾特産の細長ーい自然薯を展示(写真撮影/金井直子、SUUMOジャーナル編集部)

・高尾の名店がつくる総菜「EN TABLE(エンテーブル)」

八王子や多摩地区産の野菜をたっぷり使った手づくり総菜のお店。高尾駅構内にある「高尾天狗パン」が人気のカフェ「ichigendo(一言堂)」を運営している会社で、良質な食材を使った料理に定評があります。【画像4】「EN TABLE」はこぢんまりした店構え。甘酒ドリンクなど健康的なメニューが揃います(写真撮影/金井直子、SUUMOジャーナル編集部)

【画像4】「EN TABLE」はこぢんまりした店構え。甘酒ドリンクなど健康的なメニューが揃います(写真撮影/金井直子、SUUMOジャーナル編集部)

・新鮮野菜が豊富な「わくわく広場」

地元八王子産をはじめ、全国の産直野菜・果物を取りそろえている農産物直売所。【画像5】「わくわく広場」は野菜・果物のほか、食材・調味料等も豊富(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部、金井直子)

【画像5】「わくわく広場」は野菜・果物のほか、食材・調味料等も豊富(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部、金井直子)

他に、地元の老舗書店「くまざわ書店」、多摩地区に根付いて展開している「スーパー三和」など、日々の暮らしを支えてくれるお店が入っています。

2. 何だかとっても楽しいお店!

・動物を“モフれる”「Moff animal cafe(モフ アニマルカフェ)」

動物と触れ合えるカフェ。猫、ふくろう、インコ、モルモット、うさぎなど、常時20種類もの“ふわもふ”な動物たちが迎えてくれます。ハリネズミ、ミーアキャット、プレーリードッグ、イグアナなど珍しい子たちも。【画像6】「Moff animal cafe」の入場料は大人1000円(子ども料金もアリ)で、時間制限なし(混雑時は入替)というのもうれしい(写真撮影/金井直子) 【画像6】「Moff animal cafe」の入場料は大人1000円(子ども料金もアリ)で、時間制限なし(混雑時は入替)というのもうれしい(写真撮影/金井直子)【画像7】「え、こんな子もいるの?」と驚くほど、触れ合える動物の種類が多いのが特徴です。(写真撮影/金井直子、SUUMOジャーナル編集部)

【画像7】「え、こんな子もいるの?」と驚くほど、触れ合える動物の種類が多いのが特徴です。(写真撮影/金井直子、SUUMOジャーナル編集部)

・段ボール遊園地が楽しい「NICOPA(ニコパ)」

段ボール製だからぶつかっても痛くない遊園地「nico ground」を併設したゲームアミューズメント施設。小さい子どもから大人まで楽しめるさまざまな遊具とゲームがそろいます。店舗中央にベンチ付きの小庭があり、遊びの合間に休憩もできます。【画像8】段ボールでできた滑り台やボールプールなどがあり、子どもたちが喜びそう。(写真撮影/金井直子、SUUMOジャーナル編集部)

【画像8】段ボールでできた滑り台やボールプールなどがあり、子どもたちが喜びそう。(写真撮影/金井直子)

3. こんなお店も!? 注目したいお店3選

・宇和島の新鮮魚介「回転寿司 すしえもん」

愛媛県宇和島市の回転寿司店が本州初出店。豊後水道の新鮮な魚介を直送。イーアス高尾の担当者がたまたま愛媛で食べたお寿司が美味しくて、今回の出店につながったとか。【画像9】ホールスタッフは野球のユニフォームを着用し楽しく元気な雰囲気(写真撮影/金井直子)

【画像9】ホールスタッフは野球のユニフォームを着用し楽しく元気な雰囲気(写真撮影/金井直子)

・高尾山に一番近い「ICI石井スポーツ山専」

年間300万人近も登るという高尾山に一番近い登山専門店がここ。下山後に立ち寄りやすい立地です。スポーツ用品はこの他に「SUPER SPORTS XEBIO」もあります。【画像10】「ICI石井スポーツ山専」はゆったりとしたレイアウトでじっくり見て回れそう。登山用品に精通したスタッフのアドバイスも受けられます(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

【画像10】「ICI石井スポーツ山専」はゆったりとしたレイアウトでじっくり見て回れそう。登山用品に精通したスタッフのアドバイスも受けられます(写真撮影/SUUMOジャーナル編集部)

・人気上昇中の「スケッチャーズ」

履き心地の良いウォーキングシューズが人気の店。直営のアウトレット店は都心に3店舗ありますが、多摩地区での豊富な品ぞろえはここだけ。【画像11】「スケッチャーズ」は直営店ならではの品ぞろえが圧巻です(写真撮影/金井直子)

【画像11】「スケッチャーズ」は直営店ならではの豊富な品ぞろえが圧巻です(写真撮影/金井直子)

4. 雑貨店が豊富で買い物が楽しくなる!

イーアス高尾には、「ニトリ」や100円ショップの「セリア」、「フランフラン」を始め、生活雑貨のお店が施設規模に比して多く感じました。雑貨店巡りをするのもわくわくします。【画像12】「212 KITCHEN STORE」はキッチングッズのセレクトショップ。調理器具や食器など、バラエティ豊富。「Yogibo Store」は快適すぎるビーズソファとして有名なYogiboの直営店。使い心地が試せます(写真撮影/金井直子) 【画像12】「212 KITCHEN STORE」はキッチングッズのセレクトショップ。調理器具や食器など、バラエティ豊富。「Yogibo Store」は快適すぎるビーズソファとして有名なYogiboの直営店。使い心地が試せます(写真撮影/金井直子)【画像13】「MUCHO(ムーチョ)」や「one’terrace」も衣食住にまつわる豊富な雑貨がそろうので、じっくり見て回りたくなります。(写真撮影/金井直子)

【画像13】「MUCHO(ムーチョ)」や「one’terrace」も衣食住にまつわる豊富な雑貨がそろうので、じっくり見て回りたくなります。(写真撮影/金井直子)

地元の人待望。「ちょうどいい」規模だから暮らしに溶け込む

近年、大型商業施設の開業(日野市「イオン多摩平の森」、立川市「ららぽーと立川立飛」)が続くエリアの中央線西側にあって、高尾周辺にはこうした大型ショッピングセンターはなく、イーアス高尾は地元の人にとって待望の施設でもありました。

内覧会に参加した地元の人にお話を伺ったところ、「他の街へ出かけずとも、高尾でのんびり過ごせる場所ができて嬉しい」という声が多く返ってきました。

「衣類や雑貨を買うときは八王子や立川へ出かけていたのですが、ここならお散歩がてら来られます。週に3回くらいは通いそう」(60代・夫婦)。

「4月にオープン日が告知されたときは家族や友人ご近所さんがみんなTwitterで『6月オープンだって!』と盛り上がりました。中学生の娘に合うような洋服屋さんが豊富でいいですね」(40代・女性)。

「家から歩いて15分位です。8カ月の娘がいますが、子どもと安心して過ごせる場所が近くにできて良かったです」(20代・夫婦)【画像14】高尾に登場したおしゃれなスポットに、内覧会に参加した地元の人も興味津々で見て回っていました(写真撮影/金井直子)

【画像14】高尾に登場したおしゃれなスポットに、内覧会に参加した地元の人も興味津々で見て回っていました(写真撮影/金井直子)

イーアス高尾の支配人・高野匡哉さんも地元出身者のひとり。「以前、この地のランドマークは半導体工場でしたが、閉鎖後は少し寂しいエリアになっていました。イーアス高尾ができたことで、この地域を明るく盛り上げて行きたいですね。9月に予定している地域密着型イベント『TAKAOフェスタ2017』など、地域にお住まいの方と連携してオリジナルコンテンツを創る企画も進めています」

店舗数120店は、比較的中規模ですが、お買い物をしたりゆっくり過ごしたりする場所としては「広すぎずちょうどいい」「ちょうどいい広さだからふらっと立ち寄りやすい」と、筆者は館内を歩いてみて感じました。

イーアスという名称は「良い明日」からきているそう。何となく良いことがありそうな気分にさせてくれるネーミングです。高尾は山しか行ったことがないという人は、山帰りにふらっと立ち寄ってみませんか。良いことがあるかもしれませんよ。●取材協力

イーアス高尾
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