Gotch「カッコいい自分でいるために必要なこと」

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Gotch「カッコいい自分でいるために必要なこと」
J-WAVEで放送中の番組「TOPPAN FUTURISM」(ナビゲーター:小川和也・相楽樹)。6月18日(日)のオンエアでは、ASIAN KUNG-FU GENERATIONやソロ活動をはじめ、最近は社会活動にも精力的なGotch(後藤正文)さんをお迎えし、「カッコいい40代」について、お話を伺いました。

「今日のテーマに人選ミスではないか」と、やや照れ気味のGotchさん。Gotchさんにとってカッコ良さの定義を聞くと、「TPOをわきまえることができる人」とのこと。Gotchさんも音楽以外での活躍が増えて、「文章を書く時」「音楽誌で語る時」「ラジオで語る時」などで言葉遣いのTPOは気にしているそうです。

バンドを結成して20年、ソロ活動は2014年から。「(ソロ活動については)やれることが増えてきて、音楽制作に関する色々なことを俯瞰して知識が深まってきたところもあるので。レーベルも含めて僕のソロになってるところもあって、プロデュースも個人名でやっていてソロ活動に近いですね」(Gotchさん、以下同)。ちなみに「only in dreams」というレーベル名は、Gotchさんの一番好きな曲、Weezerの曲名からとったのだそうで「すごい甘酸っぱい曲なんですけど、アウトロに僕の好きな音楽の全てが入ってるんです」と明かしてくれました。

ご自身が40代に突入し、ファンの年齢層も上がり、それと同時に新しい若いファンが増え、年齢幅がどんどん広がってくるときに、「メッセージはどの年代に焦点を当てるのか?」という小川の質問には、「あまり同世代に向けて書いてる気はなくて、若い子たちに気が向いちゃうからだんだん歌詞のなかに少年少女みたいな言葉が増えていって…。上とか同年代に対しては、歌わなくても僕の歌っていることはよくわかってくれるんじゃないかという信頼関係があるので、新しくドアを開けてくる世代たちに向けて歌うのが、僕としてもスッキリしますね」

オンエアでは、Gotchさんが編集長を務めている自費出版の新聞「The Future Times」を続ける理由なども明かしてくれました。

最後に「10代、20代、30代とカッコいい自分になるためにやっておくこと」という質問に、Gotchさんは「読書すること」を挙げました。

「本を読まないとしょうがないと思います。小説なら一番好きなのはカズオイシグロさんの『私を離さないで』。小説を読んで泣いたのはその本しかないです。昔から活字が好きで、ライブハウスのフリーペーパーも片っ端から読んで…暗いヤツだったから(笑)。紙に書きつけられたものは歴史が長いので、『The Future Times』を紙にしたのもそういう意味もあるし。5000年近く人類がやっていることですからね。プリントしてまで残したい言葉にはそれなりに強さがあるし、意味があるというか」と語り、「みんな図書館に行けばいいんですよ」という会話から、小川の「Gotchさんが図書館を作っては?」と提案には、「レコードも本も好きに借りて良いってやりたいけど、家賃がなあ…」と乗り気ながら悩んでいました(笑)。

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「TOPPAN FUTURISM」
放送日時:毎週日曜 21時−21時54分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/futurism/

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