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秦 基博、横浜スタジアム公演をインタビュー&6/25にWOWOW独占放送

秦 基博、横浜スタジアム公演をインタビュー&6/25にWOWOW独占放送

5月4日、横浜スタジアムで秦 基博のデビュー10周年記念ワンマンライブ「HATA MOTOHIRO 10th Anniversary LIVE AT YOKOHAMA STADIUM」が開催された。

初のスタジアムワンマンライブはバンドスタイルとアコースティックスタイルとの2部構成で行われた。演奏された楽曲や演出などを含め、感動が溢れるメモリアルな一日となった。そのライブについて、秦 基博自身に振り返ってもらった。

——10周年の記念ライブの会場に「横浜スタジアム」を選んだ理由は何ですか?

秦 基博:横浜は僕が育った街ですし、横浜スタジアムも子供の頃から何度も訪れている身近な場所でした。特定の会場で「いつかここでライブをしてみたい」ということはあまり考えない方なんですが、横浜スタジアムだけはデビューして数年経った頃から「いつかここで」と思っていた場所だったんです。なので、初めてのスタジアムでワンマンライブが出来たことももちろんうれしいんですが、それ以上に横浜スタジアムでライブが出来たことの方がうれしかったですね。願いが叶ったという意味でも。

——第一部はバンドスタイル、第二部はアコースティックスタイルという2部構成。すごく中身の濃いライブでしたが、テーマやコンセプトを教えてください。

秦:自分が10年間で作り上げてきたライブのスタイルを全部凝縮したものをこの横浜スタジアム公演でやりたいと思ったのが始まりでした。バンドのアンサンブルの中で聴いてもらいたい音楽もありますし、一方で「GREEN MIND」という弾き語りでアコースティックサウンドを追究することもやってきました。

——「GREEN MIND」も2008年から始まったので、もうすっかりファンにはお馴染みのスタイルのライブになってますね。

秦:はい。2008年の神奈川県民ホールから始まりました。やっていない年もありますけど、弾き語りは原点でもありますから、これからも続けていきたいと思ってます。なので、バンドスタイルとアコースティックスタイルの両方をじっくりと堪能してもらうためには2部構成がふさわしいんじゃないかと思ったんです。ライブの時間は長くなってしまいますが、自分としてはやっぱりどちらのスタイルも見てもらいたかったですから。セットリストは、演奏する曲をある程度決めたところで「この曲はバンドでやりたいな」とか「これは弾き語りでやるべきかな」とか考えて第一部と第二部に振り分けていきました。

——まず、第一部の「All Stars Pieces」ですが、あらきゆうこ(ドラム)、鈴木正人(ベース)、弓木英梨乃(ギター)、皆川真人(キーボード)という昨年からツアーを共にしてきたメンバーとのライブでした。

秦:はい。リハーサルの時からみんなで同じ方向を見て進めることが出来たので安心感がありましたね。このメンバーで演奏したことのない曲もあったんですが、どうアレンジしていくかをみんなで話し合ったり、全体の流れが決まった後でも他に何が必要かを考えたりしながら、何度も何度も繰り返しリハーサルを行いました。演奏したことのある曲でも、例えば「キミ、メグル、ボク」のブレイク部分とか、今回のためのアレンジにして、新鮮さも出せたらいいなと思って。

——ウグイス嬢の紹介アナウンスで、しかも野球のユニフォームを着て登場というのも横浜スタジアムらしい演出でしたね。

秦:はい(笑)。紹介されて出てくるって、普段のライブではないことですから楽しかったです。ユニフォームを着るというのもその日だけの特別感がありましたし、いつもと違うライブが始まるんだなっていう気持ちになりました。お客さんもそういう雰囲気を感じてもらえたんじゃないかなって思います。

——1曲目は「今日もきっと」でした。ライブでのオープニング曲はかなり重要だと思いますが。

秦:スタジアムで出来る演出とかも含めて、いろいろ考えて調整していたので、この曲を1曲目にすると決めたのは結構終盤でした。

——長い期間準備してきたスタジアムライブ。ステージから見た光景も印象深いものだったと思いますが、ついに始まったという実感は1曲目からありましたか?

秦:前日にリハーサルをして、なんとなくわかってたつもりだったんですけど、実際にお客さんが入った様子をステージから見たら「すごい景色だな」って。慣れるのに最初の1、2曲はかかりましたね(笑)。年明けからこのライブに向けてやってきたので、その日が来たというのがちょっと不思議な気持ちというか、現実感がないという感じでした。

——序盤で『キミ、メグル、ボク』や『Girl』などを演奏した後、中盤では皆川さんと弓木さんと「プール」を、鈴木さんとあらきさんと『青』を、というふうに曲ごとに組み合わせを変えてのコーナーがありました。

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